2015年1月アーカイブ

1月のおすすめ

男の子が経験した奇想天外な冒険

みんなが寝静まった真夜中に目を覚ましたミッキーは、いつのまにか宙に浮かび、不思議な世界に迷い込みます。
たどり着いた先は、3人のパン屋さんが働く台所。そこでミッキーは、ミルクと間違えられてケーキの生地に混ぜ込まれたり、パン生地で作った飛行機で空を飛んだり、ミルク瓶の中で泳いだりと、さまざまな冒険を繰り広げます。
子どもたちが「体験してみたい」と何となく思っていることを、そのまま絵本にしているため、大人には理解しにくい内容かもしれません。しかしながら、子どもたちにとっては、絵本の中でしかすることができないユーモアあふれる大冒険や、主人公が意気揚々と大人を手伝う姿に自分を重ね、満足感を得ることができるでしょう。
神宮輝夫さんの訳に合わせてテンポよく読んでほしい絵本です。



あなたはどれだけ知っていますか?

みなさんは「林」と「森」の違いが何だかご存知でしょうか?
「木」の数が違うことから、小さいものが「林」で大きいものが「森」である、という考えは実は間違いです。正解は、人工的に生やしているものが「林」で、自然と盛り上がったものが「森」だそうです。
本書は、上記のような「形」が似ているものと、「言葉」が似ているもの(たとえば「特徴と特長」など)の2部で構成され、全部で38組掲載されています。似ている両者の写真と、どこが違うのかという解説、さらに関連情報まで書かれており、一目でわかるように工夫がなされています。
この本の文を書いているのは「おかべたかし」さんで、写真を撮っているのは「やまでたかし」さん。偶然だそうですが、似ている名前であることに、自然と顔がほころびます。



紹介者:草津市立図書館 川井幸恵さん