2015年5月アーカイブ

今月のおすすめ本

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「宝の地図」の正体は―


まるで羊皮紙に描かれた「宝の地図」を思わせる本書は、ポーランドで人気の絵本作家夫妻が、世界中を調べ上げ、3年の歳月をかけて完成させた現代版「世界図絵」です。
 42カ国の地図が収録され、首都・人口・言語などの基本情報のほかに歴史的な建物・偉人・動植物・文化などがイラストで紹介されています。
 お子さんと外国のお話を読んだ際に、その国のページを開いてみると、イメージが広がり物語の世界が一段と身近に感じられると思います。
 また、探究心を育むきっかけ作りや〝調べ学習〟にも役立ちそうです。大人にも見応えがあるので、年齢を問わず何時間でも何度でも眺めて楽しむことができます。
 ページをめくることで、違った世界を知ることができます。自由自在に国々を飛び回って、知識の宝物を発見してみてください。






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心を届ける

美しく正しい言葉を話せるとすてきですね。そこで、大和言葉を用いてみてはいかがですか。
 大和言葉とは、太古の昔に私たちの先祖が創り出した日本固有の言葉で、漢字の読みでいえば訓読みされる言葉のこと。大和言葉には「心に染みる」特性があると著者は考えます。そんな言葉たちを日常で生かしてほしいという願いのもと、本書は生まれました。
 「語らい」「手紙」「言伝(ことづて)」など、さまざまな場面に分けて言葉が紹介されています。巻末には索引があり、辞書のようにも使えて便利です。古風な表現に使用をためらう言葉もありますが、逆に一目置かれる知識となるかもしれません。また、読み進めていくと、次第に心が穏やかに癒やされていきます。
 最初に紹介されているのは、「チョー素敵」などとよく用いられる「チョー」に代わる表現について。楽な言葉で済ませるのではなく、心を届けてみませんか。