2015年6月アーカイブ

今月のおすすめ本


ちょっぴり乱暴でお調子者だけど...

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 この本の主人公、しのぶの友達・きよしくんは変わり者。なんていったって、正真正銘のワニなのです。
 ある日、二人はお金を出し合って友達の誕生日プレゼントを買いに行くことに。お店で探していると、きよしくんは自分が気に入った「つぼ」にしようと言いました。仕方なく賛成すると、きよしくんはしっぽをブンブン! うれしいとしっぽが勝手に動くのです。すると、あっという間にお店の売り物はこっぱみじんに...。持っていたお金を払って許してもらえましたがプレゼントは買えなくなりました。それなのに、きよしくんは一言も謝ってくれません。次の日もけろっとしてサッカーの練習についてきます。でもそこで、しのぶはきよしくんの本当の気持ちを知ることに...。
しのぶときよしの友情物語。シリーズでお楽しみください。




                        芭蕉の足跡を巡る旅に出かけませんか

0627book02.jpg 京都・湖南を詠んだ松尾芭蕉の句が、芭蕉が俳壇にデビューした30歳代のころから順に、年を追って詳しい解説とともに載っている本です。
 芭蕉の墓があり、「行春を近江の人とおしみける」の句碑が立つ義仲寺、「五月雨にかくれぬものや瀬田の橋」の句碑が立つ瀬田の唐橋、「辛崎の松は花より朧(おぼろ)にて」の句碑が立つ唐崎神社など―。 芭蕉にまつわる名所の数々も、美しい写真とともにわかりやすく紹介されています。巻末には「大津の芭蕉の句碑」の地図もついています。
 また、旅の中で多くの句を残した芭蕉の足跡とその思い、時には旅の苦労話、そして各地に残された歴史物語も書かれているので、読み進んでいくうちに、芭蕉と一緒に旅をしている気分になれるかもしれません。
 この本を持って、芭蕉の思い出の地をたどる京都・湖南の旅に出てみるのはいかがですか?




紹介者
大津市立図書館
須田ちひろさん (こども本)
石田一美さん(おとな本)