南草津の癒しカフェ「アラベスク舎」で可愛いランチ&スイーツを楽しもう
こんにちは、外出自粛中の運動不足がたたったのか、人生初のぎっくり腰になったみぅです。
緊急事態宣言が解除されてもうすぐ2カ月。
感染予防に気をつけつつ、滋賀のお店の応援もしたい、難しい時期ですね。
コロナウイルス感染拡大前に行った中で、再訪したいお店をリストアップしてみました。
今回は、土用の丑の日が近いこともありますが、他のお客さんとあまり接することなく、個室でゆっくり過ごせるという点でもオススメの「逢坂山 かねよ 本店」を紹介しますね。
老舗で有名店ですので以前から噂は耳にしていましたが、名物「きんし丼」のおいしさはもちろん、色々な楽しみ方の出来るすてきな店です♪
テイクアウトもできるそうですよ。
本店とレストラン部と2種類あるけど違いは?
『逢坂山かねよ 本店』の最寄り駅は京阪電車 京津線「大谷駅」です。
ホームに大津絵が飾られていて、県外からのお客さんを連れて行く際にも話のネタになりそう。
日中は1時間に3本くらいの運行なので、帰りの電車の時間をチェックしておくとスムーズかと思います。
お店は大谷駅から徒歩2分、約100mととっても駅近。
改札口を出て右に曲がると、すぐに案内の看板があるので道もわかりやすいです。
途中には平安時代の歌人蝉丸を祀っている蝉丸神社。
「これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関」という百人一首の和歌でも知られていますね。
百人一首の他の歌にも出てくる逢坂の関ですが、かねよ本店から約数10mの距離に逢坂山関址もあるそうですよ。
身近な所に歴史を感じられる場所があるのも、滋賀県の魅力。
駐車場も何か所かあるそうですが、普通車50台分は駐車可能とのこと。
駅から歩いていき、右側にあるのが本店、左側にあるのがレストラン部です。
本店はサービス料10%が必要で、予約も可能。
2名様から40名様までの個室が20室と宴会場があるそう。
事前に予約が必要ですが、車椅子のままでも利用できるお部屋も。
向かいにあるレストラン部は予約不可ですがサービス料は不要だそうです。
優雅な時間を楽しんだり他のお客様を気にせずゆったりと過ごしたい時は本店、お時間がないときはレストラン部など、使い分けるのも良いかもしれません。
SNS映えしそう! ユニーク看板や季節と歴史を感じる庭園散策も
食べるだけではもったいない!!
うなぎ注意!?
開店時間より早く着いたのでお店の周囲を散策していたら、こんな面白い看板が。
滋賀県名物「飛び出し坊や」もうなぎに!
帽子にも「日本一」の文字が。
他にもこんな看板が…
ウナギと一緒に後光がさした、縁起の良い写真が撮れそうな背景パネルや…
観光地名物の顔ハメ看板も。
来店の記念に、きんし丼を持ったウナギに変身してパチリと記念撮影も。
創業明治五年の歴史ある老舗という面と、こういった遊び心がある面のギャップがすてきです。
さらに、逢坂山から天を見上げてみれば、優雅に泳ぐこいのぼりの姿が…
いえいえよく見たら、「こいのぼり」ならぬ「うなぎのぼり」です!
何だか縁起が良さそうですね。
周辺の散策を終え、本店へ。
入口のすぐ横、歴史を感じる建物の中にお土産コーナーには、レトロな雰囲気の看板や昔の道具などの展示物があり、資料館みたいで楽しめました。
以前行ったのは初夏でしたので、新緑やさつきが印象に残ったのですが、桜や楓、雪など季節ごとに違う美しさが楽しめるそう。
池ではウナギではなく鯉が泳いでいましたよ。
老舗ならではの、歴史も感じさせてくれます。
園内を流れる水のせせらぎを聴きながら、予約した個室へ案内していただきました。
個室への通路には、サインがたくさん。
お部屋に入るまでの散策だけでも小旅行気分でとっても楽しめました。
せせらぎを聴いて庭園を眺めて 大切な人とゆったりと過ごせる
かねよ本店の個室は、はなれのような場所で、部屋にいながら窓の外の庭園を楽しめます。
お祝い事などのときにも雰囲気が良くていいですし、小さなお子さん連れでもゆっくりと過ごせそうです。
今の時期、他のお客さんと接する機会の少ない個室は嬉しいですね。
他の部屋とはつながっていない縁側があり、すぐそばを小川が流れていました。
水の流れる音が耳に心地よく、日常を忘れられるぜいたくな空間。
ふわふわの巨大たまごと香ばしい鰻 長年愛され続ける名物
席に着くと、テーブルにさりげなく置かれている箸置きもうなぎ!?
外でも中でもたくさんウナギの看板を見て、もう頭は鰻でいっぱいです。
そして、お目当ては「きんし丼」だったので、迷わず
きんし丼 税抜2300円
上きんし丼 税抜2500円 をオーダー。
たまごの大きさに感激!
昔は細く切った錦糸玉子を鰻丼の上にのせていたそうですが、待ちきれないお客様の要望に応えてぶつ切りにして出したところ、とても好評で名物になったのだそう。
どちらも桜湯、肝吸い、お漬物がついていました。
きんし丼と上きんし丼を並べるとボリュームが違います。
たまごはだしがきいていて、ふわふわ。
さっぱりめのたれで、ウナギは香ばしく、単品で食べても、ご飯と食べても、たまごと鰻とご飯と一緒に食べても、それぞれ違ったおいしさが味わえます。
ちなみにのぼりなどあちこちに「日本一」とありますが、大正時代に詩人の野口雨情が来店し
「鰻料理は逢坂山にひびくかねよか日本一」と箸紙に書いてくれたのだそう。
ボリュームたっぷりのきんし丼を食べた後、お庭を眺めながらゆったり過ごす時間は心安らぐひとときでした。
小旅行気分が味わえるので、是非たっぷり時間をとって、散策も楽しんでみてはいかがでしょうか。
日本一のうなぎ 逢坂山 かねよ 本店
【住所】〒520-0062 滋賀県大津市大谷町23-15【TEL】077-524-2222
【営業時間】午前11時~午後8時
【定休日】本店 木曜日 ※レストラン部は火曜日
※但し、月に一回、不定期に休業日あり
http://www.kaneyo.in/
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この記事を書いたのは
みぅ
美味しい♪楽しい♪が大好きなフードアナリスト。 九州・四国・大阪・京都と2府5県を転々としてきましたが、滋賀に魅せられ永住を決意。 母として、女性として、滋賀の暮らしをより楽しく出来るような情報をお届けできたら嬉しいです♪