肉の鉄火?岡喜本店のトロける近江牛鉄火重【竜王町】
美術館や博物館めぐりが大好きな笑声女史です。
私は3年ほど前から書道を習っているのですが、“書の博物館”が東近江市の五個荘地区にあると聞き、行ってきました!
書道文化と世界を学ぶ博物館【観峰館(かんぽうかん)】
観峰館は〝書道文化と世界を学ぶ〟をテーマに(公財)日本習字教育財団が、書道文化の普及を目的に運営する博物館。
同じ敷地内には「淡海書道文化専門学校」があり、日本全国から集まった学生さんが書道の師範になるため学んでいる、まさに〝書の聖地〟ですね。
駐車場から観峰館の建物に向かう途中に総合案内の看板を発見。かなり広い敷地です。
入り口に向かって歩いていると、特徴的な建物が見えてきました。
博物館は、シンボル的な6階建ての本館のほかに3つの建物から構成されています。
新館入り口から博物館の中へ…
新館入ってすぐの特別企画展の会場。
「耄耋(もうてつ)ってニャンだ?!」と題して、猫と蝶を題材にした近代中国絵画の展示をされていました。
この場所は、期間によって展示内容が変わるそうで、この企画展も11月23日で終了です。
猫と蝶を題材にした絵画は、中国では長寿のおめでたい絵画として多くの人々に愛されているそうですよ!
56点の展示品から、私が気に入ったものを少しアップしますね。
愛くるしい猫ちゃんたちの絵でほっこりしました♪
続くフロアに移動すると…
日本習字の創立者・原田観峰先生の等身大パネルがお出迎えしてくれました!
優しい先生のお人柄が、お顔ににじみ出ていますね。
観峰先生の書がたくさん展示されていました。
筆の運びや墨の濃淡、紙の質など、書の息吹を間近に感じることができます。
大きな力強い作品だけでなく、かな文字の繊細な作品もたくさんありました。
続いては、中国の書や調度品が展示されているフロアへ。
壁面と中央の柱には、大きな拓本が! 迫力ありますね!
繊細な彫刻が施された大きな硯。
博物館のあちこちに大きな硯が展示されています。
これで墨を磨って字を書いたら、きっと気持ちいいだろなぁ~(笑)
「書」だけでなく世界の貴重な展示品がたくさんあります!
清朝皇帝の離宮を再現したフロアは、中国に旅行に行ったような気分に。
とにかく展示品がたくさんあって見ごたえ満点!
ここではご紹介しきれません(笑)
この他にも西洋アンティークのフロアや貴重なオルゴールのコレクションもあり、「書」だけでなく色々な展示品から「世界」を感じることができました。
本館6階の展望フロアからは、五個荘地区を眺めることができます。
滋賀県の五個荘地区にこんな博物館があるのを知らない方が多いのでは…?
残念ながら、次回の企画展開催の2021年2月6日まで、観峰館は休館だそうです。
再開の際はぜひ「書」と「世界の文化」に触れる非日常観を味わってみてください!