子供のころの思い出の味
こんにちは、橙です。
今年の桜は相当早く咲きそうですね。
息子の入学式の頃まで保っていてくれたらと願うような気持ちでいます。
去る2月21日、リビング滋賀さんで募集していた「第2回リビング学力テスト」に小学4年生の娘が参加しました。
場所は滋賀リビングのある明日都。
当日の様子
3年生から6年生がテストを受けました。
受験科目は3、4年生は国語と算数。5、6年生が国語、算数、英語です。
学習塾に通った事が無い娘にとって初めての学力テスト。
受付を済ませ、ちょっと緊張した面持ちで会場へ入って行きました。
4年生のテスト時間は国語、算数共に30分づつ。
12時前に娘が問題、回答用紙と受験票を手に会場から出てきました。
開口一番、「難しかった〜時間足りなかった」。
学校のテストに比べて手応えがあり、量も多かった様です。
学力テストの感想
帰宅後、軽く答え合わせしながら娘にテストの感想を聞いてみました。
国語については、問題の文章が学校のテストとは比べ物にならない程長く、解く時間が全然足りなくて苦戦したとのこと。
算数も、単純な計算など基礎的な問題はほとんど無く、応用問題が主流で大変だったようです。
娘は初めて尽くしでめちゃくちゃ疲れた…と嘆いていましたが、親の私としてはテストの独特な緊張感や限られた回答時間など、学校のテストとは違う感覚を肌で感じてもらえて良かったと思いました。
試しに私も国語の問題を解いてみました。
初めて読む文章から登場人物の心情を正確に読み取る問題など、手応えがあって時間を削られました。
読んで解釈する経験がまだ浅い4年生だと骨が折れるだろうなぁ…と、娘の心中を察しました。
総合成績資料
後日、総合成績資料とリビング滋賀さんからのアンケートが届きました。
資料の中身は、本人の点数や平均点だけでなく、科目別にどの系統の問題が出来ていたかが細かくグラフ化されており、娘の今の学力がわかりやすく評価されていました。
本人に感想を聞くと、「自分の不得意がはっきりしてちょっと凹んだけど、得意もわかって良かった」「次受ける機会があったら初めての時より慣れてるからもっと頑張れると思う」。
別段、勉強をしない子というわけでは無いのですが、この学力テストでの気付きがきっかけでどんな変化が出てくるのか、特に変わらないのか、興味深く見守っていきたいです。
アンケート
滋賀リビングさんからのアンケート、娘と答えたんですが少し抜粋してみたいと思います。
滋賀県の教育環境について
娘は毎日楽しく学校に通っており、特に不満はないとのこと。
親としてはそれが何よりと安堵しています。
ただ、コロナ禍で自主学習が強いられていた頃、復習問題と一緒に習っていない範囲は両親や兄姉に教えて貰って下さいと、新単元のプリントを渡されて戸惑った事がありました。
その一方、ネットでのリモート授業で普段と変わらない学習環境を提供している学校もある…。
緊急事態宣言下での学習環境、もしも次があった場合にこの格差をどうするか、議論が交わされ対応策が練られている事を願っています。
全国学力テストで滋賀県が最下位圏にあることについて
娘に意見を求めると、「田舎だからちゃうん?」と、身も蓋もない返答が返ってきました(苦笑)
個人的にネットで学力テスト上位の県を調べてみたんですが、どちらかというと地方の県がベスト3を占めており、地方と都会に関してはあまり関係なさそうでした。
その中に興味深い事が記されていました。
「生活習慣が整っている子供の方が正答率が高い」
毎日の毎日同じ時間に起床、就寝をしているかを問う質問があったんですが、学力上位の県の「はい」の割合が高かったようです。
滋賀県民の子供達の生活に対する意識を変化させる事が、最下位圏脱出の足掛かりになるのかもしれませんね。
わが家も休日はつい生活リズムが崩れがちになるので、気をつけようと思いました。
今回、娘にテストを受けてもらって学力や学習環境ついて色々な気付きがあり、話し合うきっかけにもなりました。
このような機会を与えて下さり、ありがとうございました。