ランチで萩大島船団丸直送海鮮や希少部位ローストビーフ【近江うまいもん製作所】膳所
春に食べたい、華やか、おしゃれなサンドイッチのレシピを教えて。料理の専門家にお願いをしたところ…、見て! 心躍るこんなサンドイッチができました。気持ちが華やぐ一品は、おもてなしにもピクニックのランチにもぴったりです。「すてき!」という声が聞こえてきそうですね。
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教えてくれた人
料理家
平野ももこさん
シャキシャキしたなますがアクセント
「甘辛豆腐のバインミー」
バインミーとは、ベトナムで食べられているサンドイッチです。
「本場ではレバーペーストと肉などを使うところ、今回はアボカドと豆腐ステーキでヘルシーに。ナンプラーを使って現地の味に近づけました。甘酸っぱく、シャキシャキとした食感のなますが、バゲットと相性良し。野菜がたっぷりと食べられるのも魅力です」(平野さん)
材料(2個分)
- バゲット……1本
- 木綿豆腐……1/2丁(150g程度)
- アボカド(種を取り、スライス)……1/2個分
- ダイコン……約3cm
- ニンジン……1/2本
- 砂糖……大さじ1
- ナンプラー……大さじ2
- ごま油……適量
- パクチー……適量
A
- 砂糖……小さじ1
- ナンプラー……大さじ1
- レモン汁……大さじ2
作り方
- ボウルにAを合わせ、千切りにしたダイコンとニンジンをあえる
- 豆腐は1.5cmにスライスし、キッチンペーパーで水気をふき取る
- 砂糖とナンプラーと水大さじ2(分量外)を混ぜる
- 中火で熱したフライパンにごま油をひき、❷を焼く
- 両面に軽く焼き色がついたら、❸を加える。弱火にし、煮詰まったら火を止める
- バゲットを1/2の長さにカット。切れ目を入れて、アボカドと❺を並べる。その上に軽く水気をきった❶を乗せ、パクチーを飾る
さわやかな色合いと香ばしさが魅力
「焼き菜の花のベーグルサンド」
「ナノハナは、オイルで焼くと、びっくりするほど香ばしいんです」と平野さん。「売られているナノハナの多くはつぼみですが、茎を少しカットして水にさしておくと花が開きます。今回はその技を使って、かわいらしく仕上げました」。ナノハナの黄色、ウスイエンドウの緑、カッテージチーズの白という彩りもさわやかです。
材料(2個分)
- ベーグル……2個
- ナノハナ……4本
- ウスイエンドウ(さやから出した状態で)……50g ※グリーンピースでも可
- カッテージチーズ……100g
- 塩……小さじ1
- レモン汁……小さじ1
- ごま油……小さじ1
作り方
- 鍋に500ccくらいの湯をわかす。塩ひとつまみ(分量外)を加えてウスイエンドウを5分ゆでる
- ざるにあげ、飾り用に6粒取り分ける。残りはボウルに入れて粗くつぶす
- カッテージチーズ、塩、レモン汁を加えてよく混ぜ、ペースト状にする
- ナノハナは3cmくらいの長さにカットする
- フライパンを中火で熱し、ごま油をひいて❹を焼く
- 少し焦げ目がついたら火からおろし、塩ひとつまみ(分量外)をふる
- ベーグルを横半分に切り、❸のペーストを塗る。❻を乗せてサンドし、取り分けておいたウスイエンドウを飾る
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教えてくれた人
パン教室 シェ・ル・ボタニスト
北村ジェニーさん
カラフルなサラダを食パンで〝ギュッ〟
「ニース風サンドイッチ」
「ブラックオリーブは味の決め手になるので必ず入れましょう。具材は、切り口がきれいに出るよう中央に置くように意識を」(北村さん)
薄めのパンは、両面カリッとトーストすると、切るときに崩れてしまいがちですが、「今回紹介している焼き方なら、内側はふんわりしているので具材とパンがなじみ、カットしやすいですよ」。
材料(作りやすい分量)
- 角食パン(8枚切り)……2枚
- ジャガイモ(小)……1個
- ツナ……1缶(80g)
- みじん切りタマネギ(水にさらしてしぼったもの)……大さじ1
- スナップエンドウ(軽く塩ゆでしておく)……3本
- レタス……1枚
- トマト(スライス)……1枚
- ゆで卵(固ゆでしてスライス)……1個
- ブラックオリーブ(種抜き)……3個
- オリーブオイル、マヨネーズ、粒マスタード……各適量
A
- オリーブオイル……大さじ2
- 牛乳……小さじ1
- 塩・こしょう……少々
B
- すりおろしニンニク……1/2かけ分
- マヨネーズ……大さじ1.5
- 塩……少々
作り方
- ジャガイモは水からゆでて、軟らかくなったら火からおろす。皮をむき、 つぶしてAを混ぜ、ポテトサラダをつくる
- ツナは余分な油を除き、ボウルに入れて軽くほぐす。みじん切りタマネギとBを混ぜる
- 角食パンは2枚重ねてトースト
- 焼けていない内側の面に、それぞれオリーブオイルを塗る。さらに、1枚はマヨネーズを、もう1枚には粒マスタードを塗る
- ❹のマヨネーズを塗ったパンに、レタスと❶とトマト、ゆで卵の順に乗せる
- ❹の粒マスタードを塗ったパンに❷を塗り、スナップエンドウを並べて軽く押さえる。❺に合わせて、半分に切る
- 横半分にカットしたブラックオリーブを、断面が見えるようにポテトサラダに入れる
※具がこぼれないようワックスペーパーで包み、両端をキャンディーのようにひねる
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教えてくれた人
お菓子とパンとアイシングクッキーの教室
ル・サブロン・バイ・リョウコ
伊藤良子さん
フルーツの甘酸っぱさと苦味が共演
「カリッとキャラメリゼ
フレンチトーストサンド」
フレンチトーストをキャラメリゼ(砂糖を加熱、焦がしてキャラメルの風味づけをする)。
「弱火だとカリッと仕上がりませんし、強火にし過ぎると真っ黒になりますが、コツをつかめば難しくはありません。お皿に直接乗せるとくっつくので、ワックスペーパーなどを敷いて盛り付けて」
フルーツの酸味が全体を引き締め、カスタード液が染み込んだバゲットの甘さ、チーズクリームのなめらかさのハーモニーが堪能できます。
材料(作りやすい分量)
- バゲット(1.5cmにスライス)……6枚
- バター……適量
- イチゴ、キウイフルーツ……各適量
A
- 卵……1個
- 砂糖……15g
- 牛乳……50cc
- 生クリーム……20cc
- バニラオイル……適量
B
- クリームチーズ……50g
- ラムレーズン……50g
- ハチミツ……5g
- シナモン……適量
C
- バター……8g
- グラニュー糖……小さじ4
- 粉砂糖……小さじ4
作り方
- Aでカスタード液をつくる。卵を溶きほぐし、砂糖を加えてよく混ぜる。牛乳と生クリーム、バニラオイルも加え、混ぜる
- バットに❶を入れ、バゲットを30分以上ひたす(できれば一晩置く)
- Bの材料を全て混ぜ、チーズクリームをつくる(クリームチーズが硬い場合は電子レンジで少し加熱を)
- イチゴ、キウイフルーツは食べやすい大きさにカットする
- フライパンを中火で熱し、バターをひいて❷のバゲットを並べる
- Cをそれぞれ12等分し、バゲットの上の面に乗せる
- バゲットの下の面が薄く色づいてきたらひっくり返す
- ❻と同様に、上の面に残りのバター、グラニュー糖、粉砂糖を乗せる
- バゲットの下の面が薄く色づいてきたら火を強めて、焦げ目をつける
- 強火のまま、バゲットをもう一度ひっくり返し、キャラメリゼができたらワックスペーパーの上に取る
- 冷ましてから、❸を塗り、イチゴやキウイフルーツを乗せる。ミントと粉砂糖(いずれも分量外)を飾る