【日本料理 新月】手間ひまかけた伝統の技の集大成
クリスマスシーズン、炊飯器を使って、家族みんなで楽しめるごはんを作りませんか。レシピを料理のプロに教えてもらいました。完成した料理を特別な一皿にする、盛り付けのポイントも紹介します。
撮影/武甕育子 紙面協力/京都リビング新聞社
※5.5合炊き炊飯器の「炊飯」モードで調理。炊飯時の水加減は機種によって異なるため調整を。直後は釜に匂いが残る場合もあります。
教えてくれた人
京都料理学校 校長
小川 洸さん
彩りを生かしてテーブルに驚きを
魚介類のパエリヤケーキ
魚介類のうま味をぎゅっと閉じ込めたパエリヤ。火加減が難しい料理も、炊飯器ならボタンひとつで簡単ですね。ケーキのように盛り付けることで、定番料理もこんなに豪華。〝おうちパーティー〞のハイライトのひとつになりそう。「エビの頭を外側に向けて放射状に並べ、隙間を埋めるように他の具材を乗せると美しく仕上がります」と小川さん。「アサリの量が多ければ、飾り分だけ取り出し、残りは身をご飯に混ぜておくと、磯の香りが増しますよ」
型を使ってケーキ風に
型を使ってケーキ風に
ケーキ型にラップを敷き、ご飯を強めに押さえながら詰めていくと、角が立って綺麗な形になります