南草津のパン屋さん Baguette Magique(バゲット マジック)
朝ごはんパワーでエネルギーチャージ!今回は、テストやスポーツ試合の日にお勧めのレシピや、休日に親子で作れるレシピなどを紹介。すぐに実践できる時短術も活用してみて。
記事提供/南日本リビング新聞社
簡単朝ごはんで、勉強と運動意欲アップ!
新学期が始まり、子どもの朝ごはん作りで栄養バランスやメニューのマンネリ化などに悩む人も多いのでは。最近は、夜型の生活で朝ごはんを食べない子どもも増えているのだとか。「朝ごはんを抜くと、午前中の勉強や運動意欲の低下にもつながります」と話すのは栄養士の松永明美さん。
そこで、子どもの生活シーンに合わせた、〝栄養たっぷり簡単朝ごはんレシピ〟を紹介。時間に余裕のない朝でも、調理時間の目安や時短術を参考にしながら手軽に作れます。1日を元気にスタートできる朝ごはんで、子どもにエールを!
手軽な料理でも一手間掛けることで、子どもに愛情が伝わりますよ。子どもと一緒に食べる時間も大切に
- 教えてくれたのは
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てんてん保育園 松永明美さん
「てんてん保育園」の栄養士として在籍。数々の料理教室を主宰。3人の子どものママ
手軽な料理でも一手間掛けることで、子どもに愛情が伝わりますよ。子どもと一緒に食べる時間も大切に
- 教えてくれたのは
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てんてん保育園 松永明美さん
「てんてん保育園」の栄養士として在籍。数々の料理教室を主宰。3人の子どものママ
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- ①脳と体の目覚まし効果
- 睡眠中に低下した体温を上げるため、体にエンジンをかける朝ごはんは重要です。活動するためのウオーミングアップの役割を果たします。
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- ②勉強や仕事の能率アップ
- 朝ごはんを食べないと、糖質を摂取できず、集中力が欠けてしまいます。食べ物をかむことも脳の働きに作用。脳の活動を活発にして、勉強や仕事の能率をアップ。
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- ▶︎カルシウム
- 牛乳・乳製品、ホウレン草、大葉、ゴマ、豆腐 など
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- ▶︎タンパク質
- 卵、肉、魚、大豆製品、牛乳・乳製品 など
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- ▶︎鉄
- レバー、ひじき、ホウレン草、大豆製品 など
「子どもの成長に大切な栄養素を親子で意識して、食事に取り入れていけるといいですね」と松永さん
朝が苦手な子どもには、手軽なおにぎりをまぜこみ彩りプレート
- ●鮭チーズおにぎり
- ごはん(茶碗1杯分)、鮭フレーク(大さじ1〜2)、キャンディーチーズ(3個)
- ●まぜこみ卵焼き
- 卵(2個)、ホウレン草(1束)、しらす(10g)、小えび(5g)、白だし(小さじ1)、砂糖(小さじ1)
- 鮭チーズおにぎり
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- ❶チーズを細かく切る
- ❷ごはんと全ての具を温かいうちに混ぜて、食べやすい大きさに握る
- ◎好みで大葉やアオサを入れると彩りと栄養アップ!
- まぜこみ卵焼き
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- ❶水洗いしたホウレン草を600Wのレンジで30秒加熱し、水にさらす。水気を絞った後、ざく切りにする
- ❷ボウルに卵、ホウレン草、しらす、小えび、白だし、砂糖を入れて混ぜる
- ❸フライパンを熱し、卵焼きを作る
- MEMO
- 腹持ちのいいごはんは、テストや体を動かす日にぴったり。魚・チーズ・卵などが含むタンパク質は、活発な新陳代謝にもつながります。
夜に残ったカレーを簡単リメイクカレーチーズトースト
- カレー(1人分)、食パン(1枚)、ピザ用チーズ(適量)
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- ❶カレーを食パンにのせる
- ❷ピザ用チーズをのせて、オーブントースターで5分ほど焼く
- ◎カレーには、キノコ類を入れるとうまみもプラス。水分を少なめに作っておくのもポイントです
- MEMO
- 栄養たっぷりなカレーは、スポーツ選手の定番の朝ごはんと言われています。スパイスは代謝を上昇させる働きも。スポーツの試合の朝は、カレーを食べてめざせ優勝!
作り置きできて、アレンジ多彩食欲倍増ガパオライス
- ごはん(茶碗2杯分)、玉ネギ(1/2個)、ピーマン(3個)、パプリカ(1/2個)、にんにくチューブ(約3cm)、豚ひき肉(300g)、塩・こしょう(各適量)、レモン汁(適量)、卵(2個)、乾燥バジル(大さじ1)
- 【A】
- オイスターソース(大さじ1)、しょうゆ(大さじ1/2)、酒(大さじ1)、砂糖(大さじ1/2)、鶏ガラ(小さじ1/2)
※ごはんを雑穀米にすると、ヘルシーかつ栄養アップ!
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- ❶野菜を全てみじん切りにする
- ❷フライパンに、にんにく・ひき肉・玉ネギを炒め、色が変わったらピーマン・パプリカを加えて炒める
- ❸【A】の調味料を入れた後に、塩・こしょうとレモン汁をかける
◎どちらも多めにかけてOK - ❹熱々のごはんの上に❸と目玉焼きをのせる
作り置きして、別日に市販のトルティーヤやレタスにのせて食べても
親子で一緒に作ろう!キャベツたっぷりホットドッグ
- ホットドッグ用パン(2個)、ロングウインナー(2本)、キャベツ(3枚)、塩・こしょう(各少々)、カレー粉(小さじ1/2)、マヨネーズ(小さじ2)、ケチャップ(適量)、粒マスタード(適量)
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- ❶ロングウインナーとキャベツをホットプレート(またはフライパン)で焼く
- ❷キャベツに塩・こしょう、カレー粉をかける
- ❸パンにロングウインナー、キャベツを挟む
ホットプレートを囲んで、子どもも一緒に簡単に作れます
- MEMO
- もりもりのキャベツで、腸内環境を整える食物繊維やビタミンが取れます。スープやフルーツを合わせたら、家でもピクニック気分!
お茶漬けにもお勧め、さっぱり朝ごはんネバとろ じゃこごはん
- ごはん(茶碗1杯分)、ちりめんじゃこ(大さじ3)、長芋(約2〜3cm)、大葉(2枚)、いりごま(適量)、しょうゆ(適量)※ごはんは、麦または雑穀米がお勧め
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- ❶長芋と大葉を細かく切る
- ❷ごはんに全ての具をかける
- ◎オクラや納豆をのせてもOK
- MEMO
- 塩昆布を足してお茶漬けにすると、さらに箸が進みますよ。みそ汁を合わせても栄養アップ!みそに含まれるレシチンが脳の活性化をサポートします。
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- ❶夜ごはんと一緒に、朝の準備も
- 夜ごはんを作る時に、朝ごはんの分の野菜も一緒に切り、下ごしらえまで済ませておくと、バタバタの朝も楽ちんです。
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- ❷常備菜をフル活用
- 野菜は切り方を分けて保存しておくと、料理別に使えて便利です。お肉は夜のうちに味付けしておくと、味に深みが出ます。
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- ❸洗い物をなるべく少なくする
- フライパンの代わりに電子レンジで加熱したり、料理をワンプレートに盛り付けたりと、洗い物を少なくする工夫を。
ポイントは〝頑張り過ぎないこと〟。家事の隙間時間を使って、できる範囲で朝ごはんの仕込みをしておきましょう