
おうちでプチレッスン~ヨガ②
もうすぐお目見え! 滋賀リビング新聞社発行の情報誌「滋賀で! 新築・建替え・リフォームの本2019」。今年で発行10年目ということで、これまでに誌面を飾ってくれた施主宅を訪ね、その後の住み心地について聞いて来ました。
「滋賀で! 自由設計で建てる家2010年度版」を皮切りに、これまで10冊の情報誌を発行。2015年版からはより多くの人に役立ててもらえるよう、県内の主な書店やコンビニで販売しています。
取材から2年。1歳の息子が加わり、笑顔あふれる毎日を送るNさん一家を訪ねました。
ハーブや野菜、木々が育つ庭に向かって開口したN邸。細長い土地に合わせて建てた家は、水回り、リビング、庭までが一直線に見渡せます。「家事動線を考えてこのような間取りにしたのですが、家事をしながら子どもを見守れるので、その点も良かった」と妻のRさん。建築前は土地の形を心配していたNさんも「家族の気配を感じられて、むしろぴったりの幅でした」とにっこり。
庭で育ったピーマンに興味津々の息子を見ながら、「車を気にせず遊べるのもうれしい。季節感ある暮らしをわが子に伝えられたら」とNさん。「『家を建てるなら子供が生まれてから』ともいいますが、いずれ元の人数に戻るのだし、私たちは早くに建てて正解でした。家づくりでは建物だけでなく、照明や家具、庭なども最初から考えておくと後悔がないと思います」とのアドバイスもくれました。
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吹き抜けのリビングがおしゃれなM邸。杉板の貼られた大天井の窓からは自然光が降り注ぎ、開放感があります。そのリビングで4年前、母・Hさんと誌面を飾ったMさん。「母はここがお気に入りでした。一緒に歌を歌ったり、広さにゆとりがあるので、卓球を楽しんだり…。残念ながら、今年5月に他界しましたが、葬式もここで行ったんですよ」
思い出いっぱいのリビングの一角には、サックス演奏が好きなMさん専用の音楽ルームが。過去の登場時にも、この空間を利用して演奏会を催していると話してくれたMさんですが―。「その演奏会も6回目。友達が友達を呼ぶといった形でますます盛り上がっています。家を建ててくださった方々の中にも音楽が好きな方がおられて。社長さんもギター持参で参加されてます」。家が人とのつながりを取り持ってくれているのですね。
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築約3年のA邸には、今もなおヒノキの香りがふんわり。無垢(むく)の床は肌触りがよく、木の家の魅力が伝わってきます。暖かい光が射し込む2階のホールは洗濯物を干すのにぴったりなスペース。広々として段差もないので、よちよち歩きの長男もご機嫌に遊んでいます。家族みんなが快適に過ごしているのですね。
今年は各地で大きな台風被害が出ましたが―。「影響はなかったですよ」とAさん。「この家は80cm角の杭を地盤の固い所まで38本も打ち込んでいるので頑丈なんです。子どもたちにも『台風や地震の時は家にいよう』と話しています」
構造までしっかりと理解しているAさん。それもそのはず、杭を打つ日をはじめ現場には何度も立ち会ったと言います。そんなAさんの熱意を工務店側が受け止め、丁寧に対応してくれたことも、現在の満足につながっているのかもしれませんね。
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