「優しさに涙」【こそだてDAYS】
こんにちは、リクオです。
子供の成長と健康を祝う七五三。
お参りやスタジオ撮影のピークはほぼ終わりかけですが、わが家の3歳の息子の後撮りスタジオ撮影に行ってきたので、レポートします。
(本当はスタジオ内の写真撮影は不可なのですが、地域特派員ブログ用に特別に許可をもらいました)
大津創寫舘ってどんなスタジオ?
今回、わが家がスタジオ撮影に行ったのは大津創寫舘(おおつそうしゃかん)さん。JR湖西線「唐崎駅」から徒歩10分。国道161号線沿いにあります。8台ある駐車場は広々。着物を持ち込む場合、なかなかの大荷物で搬出入が大変なので、広い駐車場って助かります。
大津創寫舘さんの魅力はたくさんありますが、大きく2つ。
1つ目は、短時間で撮影が終わる。
撮影の段取りが良い上に、撮影が一日最大5組なので、基本的に撮影している間は貸し切り状態。「我が家はスタンバイ出来てるのに、他のお宅の写真撮影待ち」というのがないから、子供の集中力も持つし、終わるのが早い。この日の我が家は10時30分にスタジオ入りし、12時には帰りの車に乗り込んでいました。
2つ目は、子供との距離の取り方が上手い。
大人と違って「さあ、写真撮りますよ」で簡単に笑顔が出ないのが子供。人見知りも場所見知りもするだろうし、着慣れない衣装を拒否する子も珍しくないですよね。子供が楽しめるようにスタッフさんが全力で頑張ってくれるので、愚図られるどころか、楽しいイベントになり、良い写真をたくさん撮ってもらいました。
七五三でのスタジオ撮影の流れ
それでは、撮影の流れを紹介します。
まずは入ってすぐのカウンターにてチェックイン。費用等の説明は、予約時に済ませてあるので、当日は受付票への記入のみ。
次は、衣装室兼メイクルームにて、衣装選び。私は重度の鼻炎持ちのため、衣装決めって鼻がムズムズして結構辛いんですが、掃除が行き届いているので衣装室に入っても鼻が痒くない!
衣装選びは、仕上がり写真を始めに見て、そこから気になる衣装を絞っていきます。つるしてある状態だと気付かない柄がわかったり、完成図がイメージしやすいので選びやすいです。そして、衣装をバサバサしないので、鼻炎持ちの私には大助かり。
希望があれば、現物衣装を直接見て選ぶのもオッケーとのこと。
写真で衣装を絞ったら、スタッフさんが候補の衣装を出してくれるので、見比べて決定します。スタッフさんが付いてくれて、相談に乗ってくれるので、優柔不断なわが家には大助かり。洋装も同じ流れで決めていきます。
衣装が決まったら、スタッフさんが衣装の用意をしている間に、別のスタッフさんと水風船作り。好きな色を選んで、目の前で水風船が出来上がっていく様子を初めて見て、息子のハートはガッツシ掴まれてしまいました。
着付け中も、スタッフさんの話術がすごい。多分、息子からするといつの間にか着物を着てしまってたのではなかろうかと。そして、着付けしている間に、カメラマンさんが息子との距離を詰める詰める。
「何が好き?」「ドラえもん!」「ドラえもん持ってきてあげるわ」と言って、アンパンマンを連れてくるカメラマンさん。「それはアンパンマン!」と息子がツッコミを入れるという終始コント状態。
着付も終わり、いざ撮影! この時点でスタッフさんにすっかり懐いてしまっているので、すたこらスタジオに入って行きます。しかもスタジオに入る前に「頑張ったら、ご褒美のシールとお菓子があるよ」と言われたので、やる気倍増。
撮影前に信頼関係が構築されているので、息子が笑う笑う。撮影の間、息子はカメラマンさんとのやり取りが楽し過ぎて、両親の存在を忘れてましたね。
建物内での静止画撮影は不可なのですが、撮影終了後は(撮影前になるときもあり)、外に出て手持ちカメラでの撮影タイム。そのために、外にはかわいい小物がレイアウトされています。自然光の下で、良い写真が撮れました。
洋装も同じような流れで撮影していきます。
着替えを終えて、最後は写真選び。本題に入る前に、店長さんが息子のためにDVDを付けてくれました。子供って、大人が大事な話をしているときに限って邪魔しにくるので助かります。
写真選びって、親バカ承知ですが「うちの子って世界一かわいい」と思える瞬間でもあり、お財布とも相談必須な頭の痛い場面。自然な笑顔写真がたくさん撮れているだけに、めっちゃ悩む。
写真の仕上げ方は、台紙アルバムやデジタルアルバム等、様々。お得なパックもあるので、スタッフさんとじっくり相談してみてくださいね。通常、仕上がりまでは約1カ月。購入した写真のデータもアルバムと一緒にもらえます。年末は年賀状写真用に早くデータが欲しいというお客さんも多いそうで、その場合は別途対応可能とのこと。
ご褒美のシールとおやつをもらって終了。子供によったら苦行でしかない写真撮影が、楽しいイベントになった1時間半でした。
どんな写真を撮ってくれるの?
親として、どんな写真を撮ってくれるのかが一番気になるところ。というわけで、顔を隠しているのでちょっとわかりにくいですが、雰囲気だけでもお伝えしていこうと思います。
まずは和装。お決まりの千歳飴を持ったり、凛々しく日本刀を持ったり、毬を持ったり。
和洋折衷な写真も。着物に帽子やストールって合うもんなんですね。
スタジオ撮影でのバックって、リアルな背景画で済ませているイメージがあったのですが、大津創寫館さんでは全部ちゃんとした小物なんですよ。だから、奥行き感やリアル感が全然違います。小物の一部は、スタッフさんが自ら製作されたりしているんだそうです。
子供サイズの小さなソファーやクッション等、とにかく小物が全部かわいい!
洋装は、ステッキやサーベルを持ったり、こんな感じの待ち人風な写真も。
本物のスーツケースの上に座っての撮影のため、少しグラつき、息子が「怖い」とボソッと呟いたのを、カメラマンさんはしっかりキャッチ。すぐに息子が怖くない高さにスーツケースをセッティングし直してくれました。些細なことかもしれませんが、信頼関係ってこういうことの積み重ねですよね。
こういう優しい雰囲気の写真も。
全部で和装で6バージョン、洋装で4バージョンの撮影でした。
七五三イベント成功はスケジューリングがカギ
七五三って「11月にお参りして、その付近でスタジオ撮影」と思いがちなのですが、そうじゃないんです。頼れる姉御こと北村店長に極意を聞いてきました。
「早く動く」
<お薦めスケジュール>
・4月くらいからスタジオを探し、夏場の日焼け前にスタジオ撮影
・お参りは体育の日~11月15日くらいまでに済ませる(15日以降は急激に寒くなりやすいから)
<早く動く利点>
・お財布に優しい!(早割プランがお得)
・スタジオが空いているためゆったり撮影できる
・お参りの着物レンタル予約は早い者勝ち
大津創寫舘さんでは、10~12月のトップシーズンを外すことで、よりお得なプランが出るそうなので、ホームページやブログを要チェック。
長い付き合いのお客さんが多い大津創寫舘さん。
「初めて撮影した時はランドセルを背負っていた子が、先日赤ちゃんを連れて撮影に来てくれた」とカメラマンさん。「今まで撮影した方のことは、覚えてますよ」とスタッフさん。
今まで転居が多くて、色んなスタジオで撮影してきた我が家だけど、こうして子供の成長を一緒に見守ってくれるスタジオで節目の記念を残していくっていう方法もあるのだと知りました。
お写真だけでなく、撮影当日も楽しい思い出になる大津創寫舘さんでの写真撮影、おススメです。
フォトスタジオ大津創寫舘(おおつそうしゃかん)
http://www.soshakan.jp/住所:大津市唐崎1-6-22
電話:0120-753-443(077-577-2525)
営業時間:10時~17時
定休日:水曜日、第2第4木曜日
駐車場:8台
JR湖西線「唐崎」駅徒歩10分
スタッフブログ:https://ameblo.jp/otsu-soshakan//
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この記事を書いたのは
リクオ
大阪→京都→滋賀→神戸→滋賀と移り住んできたからこそわかる滋賀の魅力。滋賀って、便利なのに自然にも触れあえて、人も優しくて、ものすごく住みやすい。「滋賀ってこんなに良いところなんだよ」と常々叫びたくなってる熱い思いをブログにぶつけます。