矢橋帰帆島公園で
「黒ねこサンゴロウ1 旅のはじまり」
竹下文子/作 鈴木まもる/絵 偕成社(1080円)
黒ねこといっしょに宝さがしの旅へ
ひとり旅の名人といわれる少年ケンは、特急に3時間ものる、長いひとり旅にはじめて挑戦します。はじめはあいていたケンのとなりの席に途中からのってきたのは、すらっとやせた黒ねこ。サンゴロウと名のる黒ねこは、これから宝さがしにいくのだと言います。それは、とおいむかしに失われたうみねこ族の宝。ぼろぼろの紙きれに書かれた地図だけが手がかりです。ケンは、宝がほんとうにあるのか疑問に思いながらも、サンゴロウの宝さがしの旅についていくことにします。宝はぶじにみつかるのでしょうか。そして宝をみつけたとき、ケンとサンゴロウはどうするのでしょうか。
このおはなしは「黒ねこサンゴロウシリーズ」の第1作。タイトルのとおり、サンゴロウの旅がこのおはなしからはじまっていきます。続くシリーズのおはなしもぜひ読んでみてください。
紹介者:守山市立図書館/生田 奈津実さん
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