「陣痛タクシー」【こそだてDAYS】
構造の強さ、間取りの自由度などメリットはいろいろ
昨年創業35周年を迎えた「アルコーブ工房」。
「これまで多数の事例を手掛けてきましたが、いま改めて重量鉄骨の住まいに注目しているんです」と代表の上田晃久さん。
これは、重量鉄骨で建てた同社施工事例
重量鉄骨、その魅力とは―?
「一つは、ビルやマンションで採用される構造であることからもわかる通り、基礎と骨組みが頑丈で地震に強いといわれる点。そして、木造建築に比べて使用する柱の本数が少なくて済むので、大空間・大開口など自由な間取りが可能な点も強みです」
そう話す上田さん自身も、実は高台にある木造住宅だった自宅を重量鉄骨に建て替えたことがあるそう。
「強風の日は家に風が直接吹き付けてきて、柱のきしむ音が気になって…。建て替えて28年ほど経ちますが、今も快適に過ごせていますよ」
長く愛せる住まいを
アルコーブ工房では、「庵倶楽部」という住宅ブランドを掲げ、住む人がその人らしく過ごせる「わが家流の空間づくり」を重視した家づくりを行っています。
その鍵となるのが施主との対話。
「以前、無機質で無骨なテイストを好んでいた施主さまが木造住宅を検討されていたことがありました。重量鉄骨の住まいという選択肢も提案してみたら『予算と折り合わないだろうと、実は最初からあきらめていただんです』と言われ、コストのメリハリのつけ方を工夫しながら実現可能な方法を考えたことが、その人の好きなものを取り入れる方が愛着が続きますからね」
内装はあえてコンクリート部分を見せ、無機質な雰囲気に。
アイアンの階段も施主の好み。そこに木のステップと床を組み合わせたセンスにも注目!
下記から同社の施工事例をチェック!
【アルコーブ工房・庵倶楽部】
大津市富士見台29-10
077-533-2653