
器好き集まれ! 古谷製陶所のキッチンスタジオで器の新たな魅力を発見【信楽】
暮らしの中に緑があると、生き物の気配に心がなごみますね。初心者にも育てやすいものを中心に、個性さまざまなグリーンを紹介します。
産毛のあるぷっくりした葉がかわいいプレクトランサス・アロマティカス(250円/信楽焼の陶器鉢は968円)は、さわやかな香りが涼感をそそる多肉植物。日当たりと風通しのいい場所に置き、土が乾いたら水やりを。分岐しながら増えて30cmくらいまで育ちます。
緑色に縁どられた葉がポップな印象のデフェンバキア・カミーラ(1500円/プラスチック鉢は5号800円)。バスケット(5号用700円)と組み合わせれば涼感アップ。日陰の涼しい場所に置き、土が乾いたら水やりを。葉の表面にたまりがちなホコリは霧吹きで湿らせてから丁寧に拭きとって。
大型観葉植物は部屋のイメージを変えるアクセントに。ドラセナ・コンシンネ(1万8000円・高さ約150cm/植木鉢は9000円)は、細い幹の先端に放射状に生える細長い葉が涼しげ。直射日光の当たらない窓辺に置き、土が乾かないよう水やりは定期的に。
イモ科のクッカバラ(2500円/植木鉢は1600円)は南米原産。葉は厚みと光沢がありギザギザとしたエキゾチックな形が特徴です。ゆっくり成長するので、鉢を大きくしながら長い時間をかけて樹形の変化を楽しめます。窓辺に置き、土が乾いたら水やりを。
熱帯雨林や湿地の風景をガラスケージの中に作るパルダリウム(写真は1万6000円相当・専用ガラスケージ込み)。流木や石、キャラクターを置いたり、苔や水草、シダを育てながら自分だけの世界を楽しめます。採光のある窓際に置き、毎日霧吹きで湿度を保って。
パキポディウム・グラキリス(2万6400円)はマダガスカル生まれの塊根植物で、特徴的な形に一目ぼれして購入する人も多いそう。日当たりと風通しの良い所に置いて、土が乾いてから3〜4日ほど置いて水やりを。
「砂漠のバラ」と呼ばれるアデニウムの一種、アデニウム・アラビカム(6380円)。写真は生長期の初夏~夏のもので、この時期に赤系の花をつけることも。冬の休眠期には葉が落ち、季節が巡ると再び葉を付けます。寒さが苦手なので、日の当たる乾燥した所で飼育を。
日本の気候でも育てやすいマイヤーレモンの木。「早く実を収穫したい」という人におすすめなのが、3年ほど経った接ぎ木の苗 (2948円)です。水と肥料のあげすぎはNG。日当たりのいい場所に置いて。若くして実をつける方法などはスタッフに確認を。
男性や子どもたちに特に人気という食虫植物。見た目もおしゃれなサラセニア(2178円)は、たっぷりと水やりを。虫をたくさんつかまえて食べさせてやる必要はありません。無理に与えると、消化にパワーを使って枯れる原因にも。
ちょっと珍しいインテリアグリーンも。廃材ガラスでできた〝ハコ〟の中にプリザーブドフラワーの〝ミドリ〟を閉じ込めた「HACOMIDORI(ハコミドリ)」です。制作者は、実家が花屋を営んでいるという彦根市の周防苑子さん。
「三角植物標本」(写真右下)は廃ガラスを使用して制作するため、大きさはバラバラ。一つとして同じものがないのだとか。「パッチワークミラー」(写真左下)は軽いので、画びょうで壁にかけられます。