フォトジェニックなバラを 【びわ湖大津館イングリッシュガーデン】
こんにちは、HOKOです。
今回は、電子レンジOKで、洗ってすぐに使うことができて、さらに軽い「草津焼」をご紹介します。
草津焼を作っているのは、草津市岡本町の静かな住宅地近くにある「淡海陶芸研究所」。
草津焼ってどんなものなんだろう? 滋賀県草津市にある工房だし、草津というからには、ここ草津の土を使っているのかな?
…などと、興味を引かれたので出かけて来ました。
工房に入るとすぐに、白や黒のさまざまな作品が私を迎えてくれました。
急須やお湯呑み、フリーカップや大小の器、花器に香炉。同じ器でも、色が違うだけで雰囲気がちがいます。
陶器のコーヒードリッパーを見ていると、これでコーヒーを入れたら、まろやかになって美味しいだろうなと、コーヒー好きな私は幸せなコーヒータイムを想像したりしました。
そうやって1つずつ作品を見ていると、「おんたま」、「べジボウル」という器を見つけました。
近くにあったパンフレットを読んでみると、「おんたま」は、この器に卵を割り入れて電子レンジで加熱すると、半熟の卵ができるというもの。
「べジボウル」は野菜や魚、お肉などと調味料をこの器に入れて電子レンジで加熱できて、スイーツも作ることができると書いてあります。そしてどちらもそのまま食卓で器としても使えるとのこと。
私が驚いていると、「ここの器はほとんどが電子レンジに対応しているんです。草津焼には、水を吸わない、水を通さないといった特徴があるからなんです」と2代目の山元一真さんが教えてくれました。
せっかくだったので、工房について伺ったところ、「草津焼」は1985年に開窯、1997年に草津市から第一期の指定ブランドを受けたそうです。
草津生まれの方が、草津の土を使って、草津で造っている器。
作品を展示しているお部屋の奥では、代表の山元義宣さんが黙々とろくろを回していらっしゃいました。
代表は、私の故郷でもある鹿児島の薩摩焼陶芸家、鎮壽官さんとも知り合いと伺い、ここにまた滋賀と鹿児島のご縁を感じました。
ゆっくりとお話を伺い、沢山の器の中から私が選んだのは、白のワイングラス。
こちらも電子レンジに対応しているとのことなので、ワインだけではなく、ちょっとだけ焼酎のお湯割りを飲みたい時は、この器でレンチンしたら楽だしオシャレだなと思いました。
もしも欠けたときは、相談すれば修理など対応してくださるとのこと。
この春、新生活を始める方へ、また記念品として、軽くて便利な「草津焼」を贈ってみるのも良いかもしれないですね。