滋賀を元気にするプロジェクト、進行中
春、店頭で目を引くのはパステルやビビッドなカラーの服。「明るい色は苦手…」という大人の女性も、手持ちのベーシックアイテムと合わせて春のおしゃれを楽しんでみて!
イラスト/竹田明日香 記事提供/京都リビング新聞社
ポイントは〝甘辛ミックス〟
優しくスイートな印象のパステルカラー。年齢的に取り入れにくい…と思っていませんか。
「黒などのダークな色を効果的に使えば、甘さと辛さのバランスが取れて大人らしい着こなしに」。教えてくれたのは、パーソナルスタイリストとして活躍する和田昌子さんです。
「40代、50代になると、無難な色の服を選びがちな女性も。でも、お出かけ時には明るい色を着てみたい、という声も多いです。ぜひこの春は挑戦してみてくださいね」
パステル、ブライトカラーから、和田さんが今春注目するカラーをピックアップ。ベーシックなアイテムと合わせてコーディネートしてもらいました。
ハンサムアイテム投入で甘さを上手に軽減
フェミニンでキュートな印象が強いパステルピンク。デニムや黒のパンツなど〝ハンサムアイテム〟と組み合わせれば、大人らしい甘辛コーデに。
- +黒パンツ
- トレンドのバルーンスリーブのブラウスに、黒のストレートパンツで〝かわいい×カッコいい〟を楽しんで。バッグ、靴も黒で統一。シルバーの大ぶりイヤリングでさらに辛さをプラス
女性を若々しく見せる大人カジュアルが完成
さわやかなパステルブルーは、少しカジュアルなアイテムを合わせると優しい雰囲気に。アクセントになるカラーの小物を加えれば、より華やかに若々しく着られます。
- +白シャツ
- マキシ丈のフレアスカートと白シャツの上品な組み合わせは、オフホワイトのベストでカジュアルに。キャメルのショートブーツで印象を引き締め、イエロー系のビーズネックレスで遊び心も加えて
- +白デニム・ボーダーカットソー
- シャツワンピース&白デニムの爽やかコーデに、ボーダーカットソーをラフに巻いてこなれ感をアップ。イエローのバッグとイヤリングが差し色に。黒のバレエシューズで上品さをキープ
印象がぼやけないよう黒や茶を少し加えて
フレッシュなパステルイエローは白に合わせる、または同系色のワントーンコーデが今春のおすすめ。印象がぼやけそうなら黒・茶色を少量で取り入れ引き締めて。
- +茶系小物
- トップス・パンツ・スカーフのワントーンコーデがエレガント。ラインが強調され淡い色でもすっきりした印象に。小物は茶系で統一。羽織るなら、紺のブレザーがオススメ
- +グレー系スカート
- 軽やかな雰囲気のカーディガン。ボタンを留めニット風に着て、ツヤのあるグレーのロングスカートを合わせれば大人っぽく。華奢(きゃしゃ)なネックレスの重ね使いも、きちんと見えのポイント
\教えてくれたのは/
- パーソナルスタイリスト
和田昌子さん(from MASAKO CLOSET) - 滋賀・京都を拠点に活躍するパーソナルスタイリスト。おしゃれに悩む大人女性がファッションを楽しめるよう、コーディネートを提案している。
ブログ「40代50代からをもっと自分らしく♡素敵な女性になれるオシャレのヒント♪」
https://ameblo.jp/betty-la-chic
基準にすべきは〝どんな自分になりたいか〟
「40代・50代の〝ファッション迷子〟の中には、パーソナルカラー診断や骨格診断にとらわれ過ぎている人も少なくありません。実は、各タイプに100%当てはまる人は少数で、大多数はミックスタイプ。本当に大切なのは、ファッションで『自分がどうなりたいか』、そして『どういう服を着ていたいか』ということです。それを思い描ければ、おしゃれがもっと楽しくなりますよ」