本とほっこり過ごす場所
リビングカルチャー倶楽部などでは、「大人になった今だからこそ、習い事を楽しんでいる」という声を聞きます。そこで、読者にアンケートを実施。実際に、どれくらいの人が、どんな習い事をしているのか調べました。
※2023年7月にリビング読者にアンケート。有効回答数1000。本文( )内は読者の年齢
イラスト/オカモトチアキ 記事提供/京都リビング新聞社
経験者は約8割 運動や語学が人気
大人になってから始める習い事について、読者アンケートによると、習い事の経験者は約8割。さらに、「これからしたいと思っている」人が約1割いることからも、習い事への関心の高さがうかがえます。
内容は、運動系が多く語学、音楽系と続きます。「前から興味のあったことを始めて、毎日が充実しています」(58歳)、「仕事や家庭以外の世界を持つことができた」(42歳)といった声があがりました。
一方で、習い事をしたことがない人や、「するつもりはない」という人は、約1割。理由は「仕事が忙しい」と「時間がない」を足すと、「忙しい」が約4割に。「子どもとの時間を優先したい」(40歳)という人も。
現在習い事をしていますか?
「習い事をしたことがある」と回答した人の約3分の1が現在も続けているそう。
習い事をする理由は?
- スキルアップ・自分磨き…33.6%
- 健康・ダイエット…28.1%
- 息抜き・ストレス発散…22.5%
- 友達に会う・友達をつくる…4.3%
- 資格取得…2.9%
- その他…8.6%
その他には「新しいことに挑戦したい」(63歳)、「心を豊かにするため」(59歳)、「精神統一」(52歳)などの声も。
習い事をしていない理由は?
- お金がかかる…29.6%
- 時間がない…28.8%
- 興味がない…12.4%
- 仕事が忙しい…10.2%
- 独学でできる…8.3%
- その他…10.7%
その他には「続ける自信がない」(64歳)という声も複数、「引っ越しで遠くなった」(68歳)、「結婚を機にやめた」(62歳)など、環境の変化も見られました。
どんな事をしていますか?
最多は「ヨガ・ピラティス」。「体操・ストレッチ」「ダンス」「水泳」「テニス」など、運動系が人気です。「その他」は手話、俳句、合唱、卓球、キックボクシングなどさまざま。習い事の種類が幅広く分散していることがわかります。