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2024年のファッショントレンドである「デニム」。注目のアイテムや、大人が着こなすためのポイントをプロに聞きました。
イラスト/今井有美 記事協力/京都リビング新聞社
デニムは、カジュアルなファッションの定番といえます。
「『年齢が上がるにつれて似合わなくなるのでは』と敬遠する人もいますが、アイテムを選ぶときにポイントを押さえることで、すてきに着こなすことができます」とは、「京都髙島屋 3階デニムスタイルラボ」のジーンズソムリエ・尾嵜(おざき)裕美さん。
「デニムにはインディゴ、ライトブルー、ブラックやホワイトなどカラーバリエーションが豊富ですが、色が薄く、ユーズド感のあるものほどカジュアルな印象を与えます。きっちり感を出したいなら濃い色がおすすめ。たとえばインディゴのスカートやパンツは、ジャケットやパンプスと合わせると上品に。ホワイトはきれいめからラフまで幅広くコーディネートできますよ」
また、ジーンズは、デザインもさまざま。
「股上が深いハイライズで、ゆったりとしたシルエットが流行。ストレートデニムやカーブデニムは太ももやふくらはぎにゆとりがあり、体形をカバーしやすいですよ。足首が1〜2㎝見える丈のものも人気。足を細く見せることができます」
ダメージ加工や裾にフリンジ加工が施されたものもありますね。
「ミドル世代は片側だけに少しダメージが入ったものなど、控えめなものを選びましょう。〝やりすぎ〟は、だらしない印象になります」
尾嵜さんに、ジーンズとスカートのおすすめコーディネートを教えてもらいました。
丸みのあるシルエットで体形をカバー
ウエストとお尻にフィット感があり、太ももからふくらはぎにかけてカーブを描くように広がる「カーブデニム」。トップスはイン、今年はやりのショート丈のジャケットを取り入れ、しっかりとジーンズを見せて。足長効果が期待できます。
合わせたのは…
人気はロング丈動きやすいフレアスカートを
ロング丈の「デニムスカート」も人気です。肌を見せるのが気になる人は、スリット加工を避けて。膝から裾にかけて広がるフレアスカートなら、動きやすさと美しいシルエットを両立できます。ロングは重めの印象になるので明るい色のトップスや柄物の小物を合わせ、上半身へと視線を誘導しましょう。
合わせたのは…