鳥肉以上、鳥学未満。
クリスマスといえばパーティーやお出かけ、プレゼントなどをイメージしますね。「印象に残っているクリスマスの思い出」を読者に聞きました。
※2024年10月にリビング読者にアンケート。有効回答数578 イラスト/アカネッコ 記事協力/京都リビング新聞社
家族団らんの思い出や、親ならではの苦労話も
読者にクリスマスの思い出を聞くと、「家族で手作りのクリスマスケーキを作った」(MKさん・32歳)、「テーマパークで大きなツリーやパレードを見て楽しんだ」(NMさん・42歳)といったエピソードが多く寄せられました。中には甘酸っぱい恋の話や失敗談、親になったからこその印象深い話も…。
いくつかピックアップして紹介します。あなたも思い出を振り返りながら、今年の予定を立ててみては。
聖夜を祝うごちそう
- ローストチキンは、1羽分を焼くのが私の役目でした。詰め物の香味野菜を取り出すとき、家族の目が輝いていた(SOさん・74歳)
- 友達と一緒にサンタの格好をしてお家でパーティー! たこ焼き器を使ってまんまるケーキを焼いて、ツリーのように盛り、飾りつけて食べました(SYさん・37歳)
- 18歳のとき、初めてフレンチのコースを予約。親友と2人でかなり大人びたオシャレをして行きました。一人1万5000円ほどで、それはそれはおいしくて、30年近くたった今も忘れられません。今もあのお店あるかな?(YKさん・47歳)
- けして裕福ではありませんでしたが、子どものリクエストに応えたい。そんな思いで、精肉店で鳥足を分けてもらい、自分で味付けて鍋で焼いていました。本物のローストチキンとは違うけど「母ちゃんのチキン」と今でも言われています(YNさん・59歳)
懐かしいワンシーン
- 昨年、東京の友達に何十年かぶりに会いに行き、イルミネーションが輝いている景色を一緒に眺めました。半世紀たっても昔に戻って話せる友達の存在がありがたいです(MMさん・64歳)
- 高校がミッションスクールで、クリスマスには賛美歌の歌詞カードとろうそくを持って歌いました。ろう(垂れた跡)が讃美歌のページに残っていて、懐かしい思い出です(MMさん・48歳)
- ドイツのクリスマスマーケットは、街全体が幻想的で絵本の中にいるかのよう。朝からグリューワインで温まり、目の前には大きなメリーゴーランドが。幸せなひとときでした(KTさん・52歳)
- 昭和20年代、新しい物好きの父が電灯点滅式のカラーボールを買って来て、窓辺にツリーを飾りました。すると毎夜、通行人の行列が。近所の銭湯から「おかげで夜の入浴客が増えた」とお礼を言われました(YYさん・81歳)