「喜びは大きな声で」【こそだてDAYS】
リビングカルチャー倶楽部講師に教えてもらう紙上プチレッスン。おうちで気軽にチャレンジを。
前回好評だった「筆ペン遊び字®」第2弾を講師の筆文字作家・松浦浩美さんに聞く2回目です。
筆ペン遊び字®④:漢字を大きく、余白を生かして
「画仙紙のポストカードを使って、大切な人に贈る言葉を描きます。今回も、中字の筆ペンの黒と赤を使用。思いのこもった漢字一文字を大きく、色も変えて躍動感を表現。ひらがなは小さく、字間・行間を詰めることで周囲に余白が生まれ、バランスよく仕上がりますよ」(松浦さん)
「『夢』を印象的に描きたくて、一画目の横線を波のように長~く、太くしてみました。そのあとに続くひらがなは文字数が多いので、全体をぎゅっと引き締めるように。そうすることで、左上と右下にバランスよく余白を生むことができました。『あ』を今以上に『夢』の草冠に近づけると圧迫感が生まれてしまうので注意して。それぞれの文字の形は、『ら』や『る』のように自由に遊んでみてください。落款(らっかん)は文末に置くのが一般的ですが、遊び字の場合は場所にこだわらず、バランスのよいところに押しましょう」
「筆ペン遊び字®」講師・松浦浩美さん
次回もお楽しみに。
ぜひ、おうちでチャレンジを!