わたしのマトカ
1月25日は「主婦休みの日」。12月に4児のパパになったばかりの杉浦太陽さんに、夫・父目線の“ハッピーのための家事シェア”について聞きました。“主婦休み”を夫婦、家族で、考えてみませんか?
- 俳優 杉浦太陽さん
- 1981年生まれ。2007年に辻希美さんと結婚、現在4児の父親。家事、子育てに積極的に取り組み、妻・家族をサポート。講演会、料理本出版など、多方面で活躍中。NHK Eテレ「趣味の園芸 やさいの時間」などにレギュラー出演。板橋区観光大使、中野市食の大使(長野県)も務める
- オフィシャルブログ「太陽のメッサ○○食べ太陽」 https://ameblo.jp/sunsuntaiyo/
- 衣装協力/Losguapos TEL:03-6427-8654
家事を家族みんなで考えよう
リビング新聞では、「365日休みがない主婦がリフレッシュできる日を」と、1月25日、5月25日、9月25日を「主婦休みの日」として日本記念日協会に登録。「主婦」とは、普段から家事を主に担当している人をいい、「主夫」も含みます。
http://r.living.jp/shufuyasumi
妻の家事リズムを読んで
スムーズに家事シェアを
- 杉浦家の家事スタイルを教えてください。
- 手が空いている時は妻に「何を手伝ってほしい?」と聞きます。その方が妻がやってほしいことを優先的にサポートできますよね。結婚当初は積極的に家事を手伝っていたんです。でも妻の家事のリズムとずれてケンカになることが。11年以上の結婚生活を経た今では、家の中を客観的に見ながら、聞かなくても妻のリズムが分かるようになりました。「子どもが遊んでいるから掃除機かけようかな」とか。妻もすぐに「ありがとう」って、スムーズに家事が進みます。でも先を読み過ぎると「今それじゃない!」って(笑)。バランスが大切ですね。僕はとにかく妻にはいつもハッピーにいてほしい。それが考えの基本です。お母さんが笑顔だと子どもも自然と笑顔になりますよね。
- サポート方法に悩む時は?
- 僕はまず、妻に何をしてほしいか聞いていますが、押し過ぎてもダメで、そのパワーバランスって実は難しい。「僕はこうしてもいいと思うよ」と自分の意見も話ながら、率先して妻の喜ぶことをするようにしています。大事なことは妻のリズムを読むこと。それが夫、父として、幸せな家庭のための努力だと思います。妻からも「今○○お願いできる?」って積極的に声をかけてほしいですね。
“主婦休みの日”は
父と子どもの距離を近くする日
- 「主婦休みの日」についてどう思いますか?
- 先日、妻が出産で家を留守にした際、何度も経験しているのに“どうしよう…”と焦ってしまって、改めて妻・母の大きさを感じました。でも、その時は「ご飯どうする?」「学校の準備は?」って子どもとの会話がぐっと増えて。みなさんには「主婦休みの日」は家事・育児を家族に任せて、友達とおでかけしてもらう。そして父は子どもとの距離を近くする日にしてみてはって思います。
- 家事・育児に日々奮闘する女性にメッセージを
- 妻・母は家庭の太陽だと思う。夫は太陽がいつまでもきれいに輝けるようにサポートしてほしい。妻は、ちょっと勇気がいるかもしれないけど、夫に頼れる環境作りにチャレンジを。がんばりすぎず、どんどん夫に頼って、子どもとの時間も夫婦だけの時間も大事に毎日を楽しんでください!