びゅんびゅんごまがまわったら
9月25日は「主婦休みの日」。妻であり、1児の母でもある森三中の村上知子さんは、「家事は私だけが頑張らなくてもいい」という気付きで、家事分担に変化が起きたそう。そんな村上さんに「主婦休みの日」について聞きました。
村上知子[お笑い芸人]
1998年、大島美幸、黒沢かずこと共に「森三中」を結成。以降、テレビ番組出演等多数。個人でもドラマや映画に出演するほか、レシピ本を執筆している。2008年3月、一般人の男性と結婚。現在1児の母。
家事を家族みんなで考えよう
リビング新聞では、「365日休みがない主婦がリフレッシュできる日を」と、1月25日、5月25日、9月25日を「主婦休みの日」として日本記念日協会に登録。「主婦」とは、普段から家事を主に担当している人をいい、「主夫」も含みます。http://r.living.jp/shufuyasumi
料理を作るのが好きだからか、「家事が得意」というイメージをもたれることが多いです。でも掃除が大の苦手。ラクしたいな~、と思いつつも、全部一人で頑張っていたんですよね。ところが、風邪をひいたときに夫が家事を積極的にやってくれたことで、「なーんだ、助けてくれる家族がいるんだ」って気付くことができました。
逆に、夫には「手順があるのかも」とか「邪魔しちゃ悪いな」って遠慮があったみたい。やってくれないんじゃなくて、私が言葉にして伝えていなかっただけだった。少しずつ家事を頼むようになって、先に気付いてやってくれることも増えました。「これお願い」「ここまでしておいたよ」と言葉にする習慣も生まれてきています。
保育園に入った娘にも、少しずつ自分のことをさせるようにしています。私が先回りして何でもやったほうが楽なんだけど、それはガマン(笑)。家事は生きていくために必要なスキルだから、子どもにきちんと教えていきたいです。まだ先のことだけど「お母さんはご飯つくるから、洗い物は誰がやる?」ってどんどん家族にも関わってもらえたらうれしい。
家事って毎日続く「仕事」。買い物しなきゃ、洗濯しなきゃ、ってつい追われてしまいますね~。でも、少し時間ができたら、お茶したりゲームしたり、一人の時間を楽しむようにしています。リフレッシュする時間が心を落ち着かせてくれる。休める時は休むのが一番!と思えるようになりました。周りを見る余裕も生まれるし、また笑顔で頑張れる。私も「主婦休み」を大切にします。皆さんも「主婦休み」をとってほしいですね。