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こんにちは、ライターのユキガオです!
自宅のリフォームって考えたことありますか?
たとえば今住んでいる家が古くて隙間風が気になっていたり、やけに部屋の仕切りが多くて使いづらかったり…そんな悩みを解決してくれるリフォーム。
だけど「リフォームで家はどのように変わるんだろう?」と、なかなかイメージが湧きにくいですよね。経験がないと尚更です。
そこで今回、滋賀県甲賀市に事務所を構える建築工房おおすみさんで実際にリフォームをされたOB宅を訪問してきました!
訪問してみて感じたのは「リフォームで家はグンと住みやすくなる」ということ。
お邪魔させてもらったリフォームOBさんのお宅の写真と一緒に、その魅力をお伝えします。
築30年の家をモダンにリフォーム
今回お邪魔したのは、こちらの築30年のお宅。“昔ながらの日本家屋”といった印象です。
この外観から想像できるのは、和室の並ぶ昔ながらの懐かしい家。
ところが、お邪魔してみると…
リビングがとってもモダン!!
床から天井まで木をふんだんに使ったナチュラルな雰囲気が、シンプルでおしゃれです。
窓からの光も明るく、開放感のある部屋になっています。あの和風な外観を忘れてしまいそう……
ダイニングルームも、壁にテレビがかかっていて全体的にすっきり。
キッチンもご覧の通り、収納たっぷりで使いやすくリフォームされています。
現在はご高齢の女性がお一人で住まわれているのですが、いずれはお子様ご家族が引っ越してこられることも想定してのリフォームだそう。
「昔はこんなリビングだったんですよ」と見せていただいた写真がこちら。
写真に写るレトロな雰囲気が信じられないほど、すっかりモダンにリフォームされていて、ただただ驚くばかり。
だけど驚くのは、このモダンさだけではなかったんです……!
リフォームした部屋と昔のままの部屋が共存
先ほどのモダンなリビングの隣には、まったく印象の異なる昔ながらの和室が残されていたんです……!
ふたつの部屋の間に立って比較してみると、この通り。
隣の部屋とは思えないほどの違いに、思わず何度も見比べてしまいました。
リフォームと言っても、隣り合う部屋をここまで残しておくことができるんですね。
聞くと、かつてのリビングの絨毯や洗面所の鏡もそのまま残して使われているそう。
「少しでも思い出を残しておきたい」という家主さん。なんだか胸がいっぱいになりました……
住みやすくするためのリフォームなんだけれども、やはり思い出の詰まった部屋がまるっきり変わってしまうのは寂しいもの。
新しくなってしまった部屋に、思い出の詰まったものが残っていれば、それだけで安心して暮らせそうですよね。
リビングをリフォームした際に取り外した神棚も、位置を変えて再び設置されていました。
お風呂の入り口にかかっている暖簾も、温泉みたいでなんだか心が和みます。
ただ住みやすさを追求するだけでなく、住む人の思い出を残したリフォーム。
あたたかくて素敵だなと思います。
随所に住みやすさの工夫が光る
もちろん、リフォームで変わるのは見た目だけではありません。
築30年となると断熱性・気密性が低く“冬は寒くて夏は暑い”という悩みが出てきます。その悩みもバッチリ解決されていました。
二重窓にして断熱性を高めたり、気密性の低いリフォームしていない場所には断熱用のロールスクリーンを設置して部屋の熱を逃さない工夫がなされていたり。
光が入りにくいダイニングルームには、天窓をつけて2階から採光できる仕組みに。
普段は蓋がしてありますが、取り外して吹き抜けになるんです。
2階から見るとこんな感じに。
古い住宅によくある
- ・断熱性、気密性が低い
- ・光が入らず暗い
といった悩みも、工夫次第で解決できるんだなと実感しました。
こだわりの詰まったリフォームでより快適に
どうせリフォームするなら、思いっきりこだわりを詰め込んで暮らしやすくしたいですよね。
たとえば、お客さんが来たときに「キッチンを見られるのはちょっと……」と思うことってありませんか?
こちらのお宅では、リフォームでリビングとキッチンの間に引き戸を設置。来客の際には閉めてキッチンを隠すことができるようになっています。
普段は、動線や開放感を優先してオープンにしておけるので便利ですね。
そしてこのお宅のこだわりポイントは、なんと言っても2階の防音室!!
床や壁を厚くして吸音材を貼り、大音量で音楽を聴くことができるんです。
実際に音楽をかけて聴かせてもらったのですが、スピーカーからの音が心地よく響きます。
こうして自分の好きな音楽に思いっきり浸れるって幸せじゃないですか?羨ましすぎます……
ちなみに、部屋の中で話すのが困難なくらい大音量の音でも、この部屋の扉を閉めたら外からはほとんど音が聞こえませんでした。これは安心!
いずれは大きなモニター画面をつけて、ホームシアターにしたいのだとか。夢が膨らみますね。
リフォームで長く愛せる家に
今回、リフォームOBさんのお宅を見学させてもらって一番印象的だったのは、家主さんの笑顔。
「極楽ですわ〜」と笑う家主さんを見ていると、家の住みやすさって本当に大事なんだなぁと感じました。
だんだん年齢を重ねると、広い家を掃除するのも大変だと思うんです。
だけどこちらのお宅では、お掃除ロボットが移動しやすいようにとことん床をフラットにしてあるので、お掃除もきっと楽々。
屋根裏部屋にも自動換気扇が設置されているので、夏場も熱がこもりにくく、断熱性が上がったため冬も暖かく過ごすことができるでしょう。
長く住んできた家だからこそ、これからも長く愛し続けるために、リフォームをする。
そんな家のあり方を考えてみたくなる、OB宅訪問でした。
建築工房おおすみ
http://kobo-osumi.com/住所:滋賀県甲賀市水口町虫生野1192-1 VALLEY・VILLA K 1階
TEL:0748-69-7655
FAX:0748-69-7645
E-mail:kobo.osumi@gmail.com