2018年分から〝配偶者控除〟の制度が改正
クリスマスや年末年始、家族や友人で集まって〝おうちパーティー〟が開かれることも。目の前で調理ができるホットプレートを使った料理なら、簡単にみんなで盛り上がれそう。そんなレシピを、おもてなし料理のプロに教えてもらいました。一品は、読者家族に家で作ってもらいましたよ。
紙面協力/京都リビング新聞社
-
おもてなし料理やテーブルコーディネートの
レッスンをしている
「京都料理教室 Sumire Salon」の
星本直子さん
山口県下関市の華やかな郷土料理「瓦そば」。本来は、熱した瓦の上に茶そばと具をのせる料理です。ホットプレートなら大人数で、温かさを保ったまま食べられますね。
具を交互に並べるとカラフルに。大根おろしをのせたレモンやパプリカも、温めためんつゆにそのまま移して食べて。パーティーにもぴったりのメニューです。
●材料(4人分)
- ゆでそば…4人前
- 卵…4個
- 牛肉細切れ…300g
- 細ネギ…1束
- 大根…1/4本
- 刻みのり、レモン、パプリカ、めんつゆ…各適量
- 砂糖…大さじ1
- 水、片栗粉…各小さじ1
- 塩…小さじ1/2
- 砂糖、みりん、しょうゆ…各大さじ2
- 塩…一つまみ
●作り方
- ゆでそばを洗い水気をきっておく
- とき卵にAの砂糖、塩、水で溶いた片栗粉を入れ、230度に熱したホットプレートに広げる。温度を150~170度に下げて薄い卵焼きを作る
- ❷が焼けたら取り出して千切りにする
- 230度にしたホットプレートに油を引き、Bで味を付けた牛肉を炒める。焼けたら取り出し、お皿にとっておく
- ホットプレートに残った肉汁はそのままにして油を引き、温度を170度に下げて❶をばらしてのせる
- ❺のそばの裏がカリカリになったら、❸と❹、小口切りにした細ネギを盛り付ける
- 刻みのり、薄切りにしたレモン、おろした大根、星形に切ったパプリカを最後に盛り付ける
大人数で集まると、おしゃべりに夢中で食べる手がついつい止まってしまうことも。そんなときは、パクッと食べやすい一口サイズのおつまみ。
自分で具材を包む「蒸し海老焼売」は、お好みで色々な食材を組み合わせて。ホットプレートの上で、みんなでたくさん作ることができるのもうれしいですね。蒸す際に下に敷く野菜でも彩りを添えて。
●材料(30個)
- 玉ネギ…1個
- 生シイタケ…2枚
- 小エビ…30個
- 豚ひき肉…300g
- シュウマイの皮…30枚
- キャベツ…1/4玉
- ニンジン…1/2本
- ニラ…適量
- 酒、ごま油…各大さじ2
- 砂糖、片栗粉…各大さじ1
- しょうゆ、オイスターソース…各小さじ1
- 塩…小さじ1/2
●作り方
- 玉ネギと生シイタケをみじん切りにして片栗粉(分量外)をまぶす
- 小エビは塩と片栗粉(分量外)でもみ洗いをして置いておく
- 豚肉とAを白っぽくなるまで混ぜて❶を加え、よく混ぜる
- キャベツはざく切り、ニンジンは千切りに、ニラは2cmに切る
- ❹を熱する前のホットプレートの上に敷く
- ❺の上にシュウマイの皮を並べ❸を入れて包む。上に❷の小エビをふたをするようにのせる
- ❻に水1カップ(分量外)を入れ、温度を230度にして10分蒸せば完成。お好みでポン酢や酢じょうゆをつけて食べて
デザートもホットプレートを使って手軽に。面積の広いプレートなら、同時にいくつか作って時間を短縮できます。
クリスマスならでは、かわいい「苺サンタのチョコカップケーキ」は写真にも映える一品です。カップケーキの中の溶けた板チョコもアクセントに。
●材料(5人分)
- 卵…1個
- 牛乳…大さじ3
- 砂糖…大さじ2
- サラダ油…大さじ1と1/2
- ホットケーキミックス…100g
- ココアパウダー…大さじ1
- 120mlの耐熱カップ…5個
- グラシンカップ…5個
- 板チョコレート…1/2枚
〈飾り用〉
- 生クリーム…200ml(ホイップクリームでも可)
- イチゴ…5個
- あればアラザン…適量
●作り方
- ボウルにAを入れてよく混ぜる
- ❶にホットケーキミックスとココアパウダーを入れてさらに混ぜる
- 耐熱カップにグラシンカップを入れて、その中に❷を流し入れる。板チョコレートを割ってそれぞれ均等にのせる
- ホットプレートに水を1cmくらい入れて220度にし、水が沸騰したら❸を置く ※カップを触るときは高温に注意
- 滴が垂れないように布などを巻いたふたを閉めて、220度で10~12分蒸す
- ❺をカップごとホットプレートから取り出し粗熱をとる。その上に生クリームを絞って、〝苺サンタ〟とアラザンを飾る
- 〝苺サンタ〟の作り方
- イチゴのヘタを落とし、半分あたりを斜めに切る
- ❶でヘタを切った面を下にして置き、上の切り口に外にはみ出すくらい生クリームを絞ってひげを作る
- ❷に❶の上半分をのせて一番上にも生クリームを絞る
今回作るのは、野菜とお肉をとろけたチーズでいただく「チーズダッカルビ」。鈴木絵理香さん一家が協力してくれました。普段ホットプレートでは、夫・大輔さんお手製の餃子をよく作るそう。家族みんなが大好きなんだとか。
「家族でプレートを囲んで準備したり食べたりするのは、にぎやかで楽しいですね」と絵理香さん。3人姉弟も一緒に、みんなで役割分担をして作ってみました。
●材料(4人分)
- 鳥もも肉…400g
- キャベツ…1/4玉
- 玉ネギ…1/2個
- モヤシ…200g
- ニラ…1束
- シュレッドチーズ…200g
- コチュジャン…大さじ2~3(辛さはお好みで)
- しょうゆ、みりん、ごま油…各大さじ2
- 砂糖…大さじ1
- すりおろしニンニク…適量
- まずは、鳥もも肉を一口大に切ります。お肉はかたいので、絵理香さんが引き受けます
-
その後、ビニール袋に❶とAを一緒に入れ、もんでしばらく漬けます。「僕もやる!」と、小学4年生の勇人くんと小学2年生の健太くんが率先してもみこみます
-
野菜を切ってくれるのは、小学6年生の香里奈ちゃん。キャベツはざく切り、玉ネギはくし切り、ニラは2㎝に、お母さんに見守られながら丁寧にカットします。モヤシも洗って水を切っておいて
- ホットプレートを160~170度の中火にして油を引き、❷を焼きます
- ❹をいったん取り出し、ホットプレートの肉汁はそのままにして❸のキャベツ、玉ネギを入れて炒めます。しんなりしたら上にモヤシ、ニラ、取り出した❹を投入
- さらに上にシュレッドチーズをのせて、ふたを閉めて蒸し焼きに。具材が混ぜ合わされて、食欲をそそる香りが立ち込めます
-
とろーりとチーズが溶けたらできあがり。とろけるチーズがコチュジャンの辛みをマイルドにしてくれます