私たちのまわりの空き家事情
4月29日は〝昭和の日〟。
ということで、今回は〝昭和なモノ〟にフィーチャー! 現在も活躍する昭和生まれのモノ、その魅力や今に至るまでのストーリーとは?
キャラクター、アイテム、食べ物など、バラエティー豊かな〝昭和なモノ〟が紙面に勢ぞろい。誕生当時のままの姿で活躍し続けていたり、時代とともに進化していたり…。最近また注目が集まっているケースもあるようです。
時代が平成、そして令和へと移った今も、まだまだ現役。そうして長年人々に愛される秘密や、それぞれのこだわりに迫ってみました。
京都府内で現在も大切に使い続けられているモノを紹介。昭和世代には懐かしく、若い世代にとっては新鮮に感じるのでは。
ゲーム界の名もなき主人公が
世界の人気者へ
「マリオカート」「マリオパーティ」など、たくさんのゲームで活躍するマリオ
シャッターを押す瞬間の
大切さをあらためて
撮影領域を拡大させたモデルや水中に対応したモデルなど、これまでに100種類以上が発売された「写ルンです」
日本生まれの洋食、
4月29日が記念日に
トマトケチャップで知られる「カゴメ」により、4月29日が「ナポリタンの日」に
ひみつ道具をポケットに、
夢を届けて50年以上
「京都市京セラ美術館」では、7月10日(土)~9月5日(日)に「THE ドラえもん展 KYOTO 2021」を開催。下の作品のような、28組の現代アーティストが生み出した「ドラえもん」に出会えますよ。
村上 隆《あんなこといいな 出来たらいいな》(部分)
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魚を生かした
日本オリジナルのソーセージ
※「日本缶詰びん詰レトルト食品協会」の統計データより
パッケージが開けやすいよう工夫された「マルハニチロ」の「1秒OPENおさかなソーセージ70g4本束」(希望小売り価格346円)
運命を左右するマス目には
時代のエッセンスが
昭和43(1968)年、初代「人生ゲーム」が「タカラトミー(当時:タカラ)」から発売されました。ベースとなったのは、その8年前にアメリカで生まれた「THE GAME OF LIFE」。勝敗は運次第、大人も子どもも関係なく競えるゲームは多くの人を夢中に。これまで66作品が作られました。現在7代目のスタンダード版「人生ゲーム」は、初代を踏襲しながらも3代目からは日本オリジナルのマス目となり、「人工知能で資産運用」など現代ならではのものが登場しています。
初代「人生ゲーム」(現在は7代目を販売中)。「逃げたサーカスの象をみつける」「金鉱発見」といった、アメリカ直訳ならではのマス目も
江戸時代創業の
傘問屋による発明品
「ホワイトローズ」のビニール傘「花かしげ」(1万2100円)。同社では〝透明〟の利点を生かして、ハンディのある人や高齢者を守れるような傘を作っています
今でも大切に使われています
昭和の時代から、今も大切に―。使われ続けているモノたちを求めて、京都府内の各所を訪ねました。
ファンが集まるラーメンや
うどんの自動調理機
「隣の食堂で手作りしたラーメンやうどんがセットされている自動調理機。ラーメン、うどん各250円
ゲームコーナーには都はるみさんの「北の宿から」、山口百恵さんの「横須賀ストーリー」といった昭和歌謡が聞けるジュークボックスも
重厚感ある
アメリカ製のレジスター
「金額表示は『YEN(円)』だけでなく『SEN(銭)』と書かれています」と話す杉山さん
人々を魅了する
LPレコードの音の響き
コレクションのLPレコードを見せてくれた堂山さん。同店ではレコードを聞きながらコーヒーやお酒が味わえます