【大津市石山】昭和の雰囲気たっぷりな趣ある銭湯「容輝湯」
こんにちは、旺玉です。
今回は、琵琶湖クルーズを楽しむ『びわ湖の恵みクルーズ「天然ビワマスを味わう」in沖島』を体験してきたのでご紹介します。
本来は9月に催行される予定でしたが、緊急事態宣言で10月に延期になり、私は10月3日に参加しました。
高速船ランシングで沖島へ
黒い船体がシャープでかっこいい船ですね。
座席はゆったりして、デッキでは風が気持ちよかったです。
10時15分大津港出港、琵琶湖の風景をしっかり楽しみながら1時間15分の船旅。
もんてきて沖島!
港の入り口には「もんてきて沖島」という文字が。
「もんてきて」とは「戻ってきて」とか「帰ってきて」という意味だそうです。
なんだかほっこりしました。
ビワマスとは?
参加者30人が15人ずつの2班に分かれ、私たちは先にビワマスの話を船内で聞きました。
ビワマスは「琵琶湖の宝石」といわれ、琵琶湖八珍のひとつ。
琵琶湖の固有種で、サケの仲間だそうです。
ビワマスを守るために、産卵期は禁漁にしたり、30cm以下のものは採ってはいけないなどの規則があるとのことでした。
蓮如上人と関係が深い西福寺
その後、浄土真宗本願寺派の西福寺に。
細い路地を通り抜け、門をくぐると歴史を感じる本堂がありました。
正面に阿弥陀如来をおまつりした美しい堂内で、ご住職による法話を拝聴。
このお寺を開基した茶谷重右衛門と蓮如上人の関わりのお話でした。
さらに、本堂の脇にある部屋に案内され、そこで再度絵解きを見ながら先ほどの話の説明を聞きました。
繊細な美しい絵だったので、話の内容はしっかり記憶の中に。
そして蓮如上人が書いた名号の軸も拝見。「南無阿弥陀仏」の文字は優しい中にも力強さを感じました。
ところどころかすれているのは筵(むしろ)の上で書かれたからとのこと。
墨跡が虎斑のように見えるので「虎斑の名号」とよばれているそう。
ビワマスを食べつくす!
さていよいよビワマスを実食!
この日のビワマスのメニューは「イクラ・お刺身・煮付け・ホイル包み焼き・フライ・味噌汁・にゅうめん」。
その他に「小鮎の佃煮・海老豆・サラダ・ご飯・ゼリー・りんご」がついていました。
ビワマスはサーモンよりあっさりとして上品な味わい。
ビワマスの良さが引き出されていて、どの料理もおいしくいただきました。
ツアーが緊急事態宣言で9月から10月に延期になったことで、期間限定のイクラは諦めていましたが、特別にイクラも食べられたのも嬉しいところ。
沖島散策
食後は自由に島内を散策できたので、神社と書かれた矢印を見て瀛津島神社へ行ってみました。
自分で印を押せるセルフ御朱印がありましたよ。
高台にある神社から見る景色も美しい。
島の風景はノスタルジック
島に寄せる波を見ていると、時間がゆっくりと流れているような気持ちに。
懐かしさを感じる風景にたくさん出会うことができました。
行き帰りの船内で聞いた、ツアーガイドの女性によるスライドでの沖島やびわ湖について説明はとてもわかりやすく、「滋賀県に長く住んでいても知らないことって結構あるな…」と思いました。
初めて行った沖島は本当に良いところでした。またツアーがあればぜひ参加したいと思います。
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この記事を書いたのは
旺玉
大津市に住んで26年、本当に滋賀県が好きだなぁと思うこの頃。バスと徒歩であちこち行くのが楽しみ。身近にある素敵なところをお伝えしていきたいです。