主役は卵なレシピ
いろいろなもので満タン状態の冷蔵庫。気持ちを切り替えて、すっきりダイエットを始めてみませんか? まず一度思い切って中身を全部出して整理整頓を。効率のいい収納術をプロに教えてもらいました。
協力:熊本リビング新聞社
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●教えてくれたのは…
整理収納アドバイザー/
心理環境コンサルタントキタノ ヒロミさん
賞味期限切れ。
ゴチャつく冷蔵庫は、ムダの巣窟
冷蔵庫を空っぽにしてみると、出るわ出るわ〝賞味期限切れ〟の食品&調味料(写真左)。冷蔵庫内がゴチャついていると、賞味期限切れに気づかないだけでなく、ダブり買いのもとにも。さらに、探し物の間はドアは開けっぱなしなので電気代のムダにもなり、いいことなんてひとつもありません。さあ、整理整頓を心がけ、冷蔵庫革命を起こしましょう!
- 身長が低いため、高いところ(目線より上)の棚に入れたものが取りだせず、何が入っているか把握できていない
- 瓶もの(調味料やパスタソースなど)がかなり多く、瓶の形やサイズがまちまちのため、定位置が決まらずいろんなところに点在
- 野菜類はとりあえず野菜室に突っ込む習慣に。その結果ゴチャつき状態で、気がつくとカサカサの葉っぱや、ドロドロと液状化したかわいそうな野菜たちが出現することも
- 使用頻度の高いものは取り出しやすい位置に固定化
- 同じ仲間を集めて“区画整理”
- BOXを活用すれば、奥のものもスイスイ取り出せるように
必ず買い置いているみそやドリンク類、酒類などは、まず場所を固定化。さらに豆腐や納豆など朝食用のアイテムはまとめてボックスに収納します。また調味料の中でも使用頻度の高いものは、取り出しやすい下のポケットへ。マスキングテープ(マステ)で定位置を記入するのも大きなポイント!
これから買う物を収納できるスペース
「未来ゾーン」もしっかり確保できました!
定位置を決めたら、マステを使って、コーナー分け。こうしておけば、家族だれでもどこに何があるか明確になり、探す手間も省けます
肉類や野菜、お弁当用の加工食品など、グループに分けタテ型に収納。どんどん上に積み上げていた状態では、下のものが見えず、探す時間もムダに。使いかけのミックスベジタブルやフルーツなどは、ボックスに入れて中央の見やすい場所にまとめました。
ブックエンドを使って、2カ所に仕切りを追加。タテ置きでも倒れにくくなります
- お弁当用の
加工食品やうどん - 使いかけの野菜
やフルーツ類 - 肉や唐揚げなど
保冷剤で満タンだった上段の冷凍室も整理。必要な分の保冷剤を残して、ロックアイスを入れるスペースも確保しました
野菜は畑でなっている状態に近い形で保存するのがベストだそう。そこでスライド式の皿を取り外す作戦を敢行。白菜もほぼ直立できる高さになりました。大きな空間を紙袋を使って4つの区画を作り、葉物や根菜類など、大まかに分類して仕分けました。
- 紙袋は、なるべく同じ大きさのものをそろえ、上の部分を内側に折り込みます(野菜室の高さに合わせて調整を)。ひもが邪魔な場合は、カットしてもOKです
マステと油性ペンは冷蔵庫のそばに
それぞれの居場所を決めたら、マステに書いて固定化するのが基本ルール。さらにおかずを作った日付や冷凍した日付を記入しておくのにも役立ちます
庫内のお掃除に〝お酢〟が大活躍
酢はクエン酸による殺菌効果があり、カビ取りやベタベタ汚れにも効果的。酢と水を1:9もしくは2:8くらいの割合で混ぜ、スプレーボトルで吹きかけるだけ。ニオイも気にならず、二度拭きの手間もいらないのでとっても重宝します