平和堂

おなじみのセールも日々内容をアップデートさせています

「よく行く店」として最多の回答数を集めた平和堂。「子どもの頃からいろんな店舗を利用してきて親近感がある」（大津市・50代・女性）という声が示す通り、滋賀県内の各所に店舗を構える、おなじみの存在です。

「よく行く店舗に置いていない商品も、他の店舗で取り扱いのある場合は取り寄せられます。気軽にご相談くださいね」と取締役・商品本部長の夏原陽平さんは、店舗数の多さを生かしたサービスをアピール。

また、アンケートの回答には、さまざまな特売日の名称が登場。例えば、火・水曜に生鮮食品が通常よりもお得な価格で並ぶ「生鮮市」。「昔は対象商品を日替わりにしていましたが、今は2日とも同じ商品を同価格で販売し、都合がつく曜日にご来店いただけるように変えました」と夏原さん。また、もとは野菜の特売日だった生鮮市ですが、最近では肉類や鮮魚なども対象となりました。

そして、生鮮市の日に食品売り場に登場する「価値ある100円」は、お菓子やレトルト食品など約20～40種類の商品が108円で購入できるのが特徴。「お客さまに驚きとお得感を提供したいので、食品メーカーとの交渉には熱が入ります」と夏原さん。「品質には自信があるのに、なかなか売れない」とメーカー側が悩んでいる商品に光を当てる機会として活用することも多いそうなので、〝知られざる名品〟に出合える機会かも！

スーパーハズイ

料理人も足を運ぶ品ぞろえ。対面販売のコミュニケーションも魅力

「食の専門店」として食品に特化、「より良い品をより安く、新鮮さがモットー」の「スーパーハズイ」。鮮魚・野菜・果物の仕入れ担当者が毎朝市場で厳選する品が数時間後、店頭に並びます。鮮度と消費者ニーズを把握した品ぞろえが料理店にも好評で、開店前に〝プロ専用〟の仕入れタイムがあるほどです。

それぞれの店で毎日職人がその日に生から焼き、自家製のタレで仕上げるウナギ、鮮魚売り場の魚で握る寿司は普段から人気。土用の丑（うし）の日や節分の日ともなれば「できあがったウナギや恵方巻を並べる暇もないほど」と店長の山元さん。さらに「年に一度、3日間の創業祭では入店2時間待ちの長蛇の列が。お客さまが気迫満々待ってくださる様子は遊園地の入場待ちの熱気にも似ています。ここ2年間は密状態回避のため1カ月間ぶっ通しで11月末まで開催中です」

各売り場は対面販売。「いらっしゃいませ～、何しましょう！」とピンマイク越しの渋い声があちこちから響く市場のようなにぎわいもハズイの魅力。コミュニケーションで元気をもらえます。

コープしが

〝今日何作ろう〟問題に寄り添うディスプレイ

入店するや、サテン地の布の上にワインが並んだ一角に目を奪われ、ウキウキ華やいだ気分に。「忙しいお客さまに目と足を止めていただけるよう季節感を工夫しています。手に取りやすいことも大事ですね」と酒販コーナーのディスプレイを担当する一瀬結香さん。

実は店内のディスプレイには、さらなるこだわりが。「各売り場を回るとその日の献立のヒントが得られるよう、共通のテーマを設けています」と店舗事業部の鳥居順さん。ちなみに、取材した日のテーマは「煮込み料理」。酒販コーナーに「カレーに合うワイン」があったのは、そういうわけだったんですね！

• 「コープぜぜ」をよく利用していますが、商品のディスプレイがすてきで楽しいです（大津市・60代・男性）

オリジナル商品の中でも、長い歴史と人気を誇る「ミックスキャロット」。コープ組合員の声で生まれた工夫の一つが、紙パックをたたむと出てくる「こどもおみくじ」。ごみの容積を減らすといった環境意識が、小さなうちから身につきます

バロー

楽しい週末を演出するラインアップ。プライベートブランドは500種超

読者の口コミでも紹介されていた、バロー名物の一つ、大袋入りナッツ。「お手頃価格で提供できるよう、自社加工しているんですよ」と茶が崎店店長の神野友之さん。

店内にはほかにも豪快な〝大量売り〟商品が。例えば、バーベキューに良さそうな焼肉用の牛肉がドーンと詰まったパックなど、楽しいホームパーティーの場面が思い浮かんできそう！

「茶が崎店のある地域は小さなお子さんのいる世帯が多いので『家族でちょっとぜいたくな週末を楽しんでほしい』といったイメージで商品を並べています。鮮魚コーナーの一匹売りの魚も、ぜひ子どもたちに見てほしくて。もちろん、ご要望に応じて、店でさばきますよ」

• プライベートブランドがお手頃価格で品質も充分！（栗東市・50代・女性）

最近500アイテムを超えたプライベートブランド「バローセレクト」と「バロープラス」。ごまドレッシング（322円）は「バローセレクト」の中でも大人気だそう