近江神宮前駅すぐ HIRUNOBU by KITCHEN MORITA
主役級の存在感! おかずになる〝汁もの〟
じめじめとした梅雨は体が重く、ダルくなりがち。そんなときはさっぱりと食べられる汁物がうれしいですよね。大津市膳所で料理教室を主宰する前田理紗さんに、栄養がきちんととれて簡単にできるメニューを教えてもらいました。
「作り方はとてもシンプル。味付けもだしに調味料と梅干し、とろろ昆布を加えるだけです。調味料は控えめにして、梅と昆布のうま味と塩分で味を調節してください。麺だけだと少し物足りない感じですが、ササミ肉を入れることでボリューム感が出るうえ、栄養価もアップ。育ち盛りの子どもさんの夜食にもおすすめですよ」
■材料(2人分)
だし400cc、鶏ササミ肉2本、酒小さじ1、しょうゆ糀(こうじ)小さじ1 (麺つゆ小さじ1でもOK)、ショウガ小さじ1/2、米粉麺またはパスタなど好みの麺100g、とろろ昆布ひとつかみ、梅干し1個、大葉適量、好みでいりゴマ(白)適量
■作り方
- ササミ肉を薄切りにする。ショウガはすりおろす
- 鍋にだしを沸かしてササミ肉と酒を加ええ、アクを取りながらササミ肉に火が通るまで5分ほど炊く
- ❷の火を止め、しょうゆ糀とショウガを加えて味を調える(最後にとろろ昆布と梅干しが入るので少し薄いくらいでOK)
- 麺を表示の通りゆでる
- 器に❹を盛り、❸をかける。上に梅干しと大葉、とろろ昆布をたっぷり添える。好みでいりゴマをふりかける
教えてくれたのは
前田理紗さん
旬の食材を使った和食の家庭料理とお菓子の教室「tonton studio (トントンスタジオ)」を主宰。発酵食スペシャリストを取得し、体に良くておいしいメニューを提案している。HP=http://tontonstudio.com