【近江八幡】琵琶湖を一望するカフェレストラン「369 Terrace Cafe」
大津市生まれの大津市育ち。湖西がだいすき! 湖西のおいしいものを探して、散策するのが趣味のeri-roseです。
いつものように、湖西でおいしいものないかなぁと探していた折、知り合いからとあるごはん屋さんを教えてもらったので行ってきました。
パワースポットで人気の高島町白髭神社からほど近いところにある、2021年6月にオープンしたごはん屋さん「風と湖(かぜとうみ)」さんです。
161号線沿いにあるお店で、上の写真↑の水色の旗が目印です。看板が出ていないのと、少し奥まったところにお店があるので、見落とさないようにご注意を。
駐車場は比較的広め。
今年は雪が多く、訪れた日も駐車場に雪が積もっていました。
窓からの琵琶湖の眺めも味わおう
店内は、アットホームな雰囲気に包まれています。暖炉があり温かみのある空間が広がって、落ち着きます。
席はテーブル席で2人席が2つ、4人席が1つ、ソファの席もあります。
わたしは、大きな窓の前のテーブル席に座りました。そこから見える琵琶湖がなんとも美しい。水面に反射する光が綺麗で、この景色だけでお腹いっぱいになりそうです。
3つのコース料理から選択
メニューは「肉」「魚」「野菜」3つのコース料理があります。
この日は、魚のメニューをいただくことに。
前菜は小鮎の昆布巻き、ローストビーフ、黒豆の揚げ物、そしてさつまいもとかぼちゃの煮物でした。ワンプレートに少しずつ盛り付けられています。
小鮎の昆布巻きは昔おばあちゃんの家でよく食べたような懐かしい味わい。ローストビーフはとても柔らかくて美味です。さつまいもとかぼちゃの煮物は、それぞれの素材のほどよい甘さが口いっぱいに広がります。
どれもとても美味しく、なかでもわたしは黒豆の揚げ物がとても気に入りました。カリッとした食感に、かむごとに口いっぱいに広がる黒豆の香ばしさがなんとも言えません。
メインはビワマスのあぶり
塩と醤油麹が添えられていて、ふたつの味が楽しめます。
ビワマスの身は鮮やかなサーモンピンクでとてもきれいです。
まずは、塩でいただきました。上質な脂がのって口の中でとろける味わいです。また味にクセがないので、塩で食べてもとてもおいしくいただけます。
そして、醤油麹。この日はじめて醤油麹を食べたのですが、醤油よりもまろやかで、旨味がぎゅっと凝縮されています。麹に醤油がからまり、ビワマスとの相性バツグンです。
汁物は魚とかぶらのおすまし
プリッとした白身魚は食べ応えあり。そして、かぶらの優しい風味がおすましの中から香ってきます。
一口ふくむと、ゆずの上品な香りが口いっぱいに広がります。香りと味ふたつを楽しめる最高のおすまし。
土鍋で炊かれたこだわりの白米
土鍋で炊いたご飯は香りがぜんぜん違います。
米粒ひとつ、ひとつがしっかりしており、ツヤツヤ。噛むごとに甘みが増してきます。
生卵が添え付けられており、卵かけご飯でいただきます。黄金色にかがやく綺麗な黄身の色。ここにも登場するのが、醤油麹です。
土鍋で炊いたご飯と生卵、そして醤油麹のおりなすハーモニーが口いっぱいに広がります。言葉で表現するのが難しいくらいのまろやかなおいしさです。
お味噌汁もついていましたよ。
ちなみに白米は土鍋でそのまま出してくれるので、土鍋で炊いた分はおかわりできます。
りんごと甘酒のシャーベット
甘酒のシャーベットは初めて食べましたが、甘すぎずさっぱりしています。リンゴの甘さとほどよくマッチして、クセがなくとても食べやすいシャーベットでした。いくらでも食べれそうな感じ。
滋賀県の美味しいものをふんだんに使った贅沢なお料理。
四季折々に変化する琵琶湖の景色を眺めながら、美味しいものをいただく幸せのひととき。
みなさんも、ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。