彦根市★「和食料理家 やま咲」で釜めしご飯
主役級の存在感! おかずになる〝汁もの〟
暑くなると食べたくなるエスニック料理。辛味と酸味の効いた味わいが食欲をそそりますよね。今回は、メイン料理の一品になるアジアンテイストなスープをフードスタイリストの籔本敦子さんに教えてもらいました。
「鉄分やビタミンCなど栄養豊富なゴーヤは、夏にぜひ食べてほしい食材です。とはいえ、独特の苦みが苦手という人が多いかも。その場合は、塩水に15~20分つけてから使うと苦みがやわらぎます。相性の良い豚肉と合わせれば、強い苦味を感じずにおいしくいただけますよ。
調理時間は約20分。家にナンプラーがなければしょうゆで代用してください。レモンをギュッと絞って、爽やかな香りと酸味を楽しんで」
■材料(2人分)
ゴーヤ1/2本、ロースハム(薄切り)、生シイタケ各2枚、緑豆春雨20g、レモン1/4個、ごま油小さじ2、ナンプラー小さじ1
A=<豚ミンチ80g、ショウガのみじん切り1/2片分、ナンプラー・酒各小さじ1、塩・こしょう各少々>
B=<水500cc、鶏がらスープの素小さじ1・1/2、ショウガの薄切り2枚、あれば赤唐辛子1本>
■作り方
- ゴーヤは約1cm幅の輪切りにし、種とワタを取り除く。内側に薄力粉(分量外)を薄くつけ、粘りが出るまで混ぜ合わせたAを詰める
- ロースハムは短冊切り、生シイタケは薄切りにする。緑豆春雨を戻しておく
- 鍋にごま油を熱し、❶を並べ入れて両面に焼き色がつくまで焼く。Bと生シイタケを加え、ゴーヤに火が通るまで煮る
- ロースハム、緑豆春雨を加えてひと煮し、ナンプラーで調味する。器に盛り、半分に切ったレモンを添え、食べるときに搾る
教えてくれたのは
籔本敦子さん
フードスタイリスト。普段使いのレシピ開発からパーティーのテーブルスタイリングまで、食にまつわる多彩な知識と経験の持ち主。簡単でおしゃれなメニュー提案に定評があり、企業のレシピ開発で活躍中