滋賀の川遊びならココ! 桐生(きりゅう) オランダ堰提
こんにちは みちわえんです。
日差しに春の気配を感じるようになってきました。また、お出かけの季節がやってきますね。
昨年秋、久しぶりに信楽を訪れて、ステキなスポットを見つけました。
それは、1622年創業の窯元・明山窯が運営するアンテナショップ「Ogama(おおがま)」。
その名前の通り、古い登り窯がたたずむ場所で、カフェで信楽スイーツを味わえたり、ギャラリーで器探しをしたりできるんです。
Ogamaのシンボル レトロな造りの登り窯
窯元めぐりができる散策路「ろくろ坂」。
この坂道を登っていくと、Ogamaの大きな登り窯が見えてきます。
使われなくなった登り窯を信楽の文化として伝えていこう、との思いから、この場所にOgamaを整備されたそうです。
レンガや土壁から、時の流れを感じます。
まずは、登り窯を見学させていただきました。
窯の中は、陶器が並べられ、窯入れの様子が再現されていました。
一番下には、大きな焚口が。
この大きな登り窯をまかなうのに、どれくらいの薪(まき)が必要なんだろう…。
今はひんやりとしていますが、本当はものすごく暑くて大変な作業場だったのかなあと、想像しました。
かつては、信楽の町には登り窯がいくつもあったそうです。
この登り窯が活躍していた頃、町のあちこちで、煙突から煙が立ち上っていたのでしょう。
静かな登り窯の前で、昔の信楽の風景に思いを馳せました。
朝宮茶の自家製スイーツを味わえるカフェ
登り窯のすぐ隣には、Ogamaのカフェとギャラリーがあります。
こちらも、歴史を感じる立派な日本家屋です。
カフェの店内は、落ち着いた雰囲気でゆったりと過ごせそうです。
外にはテラス席もあり、こちらの席からは…
登り窯が目の前に!
私が訪れたときは紅葉がとても美しく、登り窯とステキなコラボレーションを見せてくれていました。
カフェでは、地元・朝宮茶を使った自家製スイーツを味わえます。
季節によってメニューが変わるそうで、この日は「和紅茶とリンゴのケーキ」と「抹茶とほうじ茶のワッフル」。どちらも、ドリンクとセットで960円でした。
「和紅茶とリンゴのケーキ」は、しっとりとした生地の大人なケーキ。
「抹茶とほうじ茶のワッフル」は、ふわふわのワッフルに、黒蜜をかけていただきます。
どちらも、お茶の風味と香りが広がって、すごくおいしかったです!
ワッフルやケーキを食べ比べて、それぞれのお茶の味わいを楽しんだりしました。
コーヒーが入ったカップは、とても手触りがよくて、心までほっこり。
どこか旅に来たような非日常感のなかで、穏やかな時間を過ごしました。
ギャラリーで暮らしを彩る陶器探し
ステキな器との出合いを求めて、ギャラリーにも立ち寄ってみました。
こちらでは、明山窯で作られた陶器や地元作家さんの作品を見ることができます。
明山窯の器や花器は、暮らしになじむシンプルなデザインが多く、とても使いやすそうです。
上品さもあり、食卓がさりげなくセンスアップできそうですよね。
また、私が訪れたときは、ちょうどクリスマス前だったので、クリスマスフェアも開催されていました。
コロンとしたフォルムのサンタさんやトナカイたちは、少しずつ表情が違ってとってもかわいい!
このサンタさんたちにひとめぼれ!
クリスマスのセットを買って帰りました。
レトロな赤色と素朴な表情がお気に入りポイントです。
すてきな出合いになりました。
Ogamaでいろんな信楽体験を
カフェで季節のスイーツを味わったり、お気に入りの器を探したり、いろんな過ごし方ができるOgama。
それだけではなく、子どもと一緒に作陶体験ができたり、宿泊もできるそうです。
私は、ギャラリーで見たマグカップが心に残っているので、春らしい色のマグカップを探しに、また訪れたいなと思っています。
もちろん、大きな登り窯にもごあいさつをして。