琵琶湖に浮かぶ有人の島・沖島を応援する「おきしま倶楽部」。島の魅力を発信する場として、「ほりかふぇ」を昨年３月にオープンしました。
八幡堀に面した広い店内で、天然湖魚や地場の近江牛、近江米を使った料理を気軽に味わえます。漁師が取った魚を使った「バスフライ定食」（１２００円）や、自家製ふなずしの試食（３００円）など、新鮮な琵琶湖の幸の魅力を再発見できそう。またエビせんべいや芋焼酎、湖魚の佃煮など、沖島でとれた食材を使ったお土産もそろえています。
もと八幡瓦の工場だったという建物をリノベーションした店内は、イベントスペースとしても活用可能。「観光客が多いですが、地元の人にも親しんでもらえるような空間にしたいです」（店長・小出洋之さん）

石部の住宅地の一角に約1年前に誕生した「宇佐美菓子店 A la ma ison （アラメゾン）」。京都でパティシエをしていた宇佐美千惠子さんが、週に3日だけ営業する隠れ家のような菓子店です。
ショーケースには、宇佐美さんが手間暇かけて作るケーキやタルトが約10種類。湖南市産の卵、国産小麦粉、旬の地元の果物など「体に優しいものを」と厳選しています。「ママが子どもに作るような親しみやすいお菓子を心がけています」とにっこり。
また記念日を彩るオーダーケーキも人気。デザインのリクエストにも細やかに応えてくれます。現在子育て真っ最中の宇佐美さん。「ゆくゆくは店を拡張してお手伝いしてくれる人を増やしたい。何か一歩踏み出したいママを応援できる場所になればいいですね」