「家に帰ってきたようにホッとしてほしい」という思いが店名の由来。「酒心楽家　ゆるり」は、昼の部と夜の部、別々の店長がそれぞれ違うおいしさとくつろぎを届けてくれる店です。

 

ランチは常時14種類の定食を用意。近江牛とあめ色に炒めた玉ねぎを合わせてオーブンで焼き上げるハンバーグ（1296円）、甘辛い豚肉が口中でとろける豚角丼（972円）など、じっくり手間暇かけたメニューばかり。平日は週替わりの生パスタ、土日は近くにある「柏屋製パン所」とコラボレートした大きなバンズを使うハンバーガーも登場します。

 

一方、夜は居酒屋にチェンジ。店長が早朝からこだわって仕入れる魚介類を中心にしたメニューで、お酒と会話が進みます。昼夜とも仲間や家族はもちろん、一人でも立ち寄りやすいアットホームな雰囲気が魅力です。

木のぬくもりあふれる家具やインテリアのデザイン・製作を手がける「スタジオ９０１」。アメリカの工房で出合った家具の美しさに魅せられて家具製作の道に進んだ森本新平さんが、楢（なら）や桜など広葉樹を使った照明器具や椅子、テーブル、収納家具、キッチン、店舗什器（じゅうき）などをつくっています。

 

魅力は木の個性を引き出した美しい意匠と、丈夫で使いやすい機能性。家具の角を丸く仕上げるなど細やかな心使いも光ります。

 

定番品以外に、オーダーメイドにも対応。例えばキッチンなら、使う人の癖や体型に合わせたデザインを形に。部分的に合板と組み合わせる、といった予算に合わせた柔軟な提案も。また思い入れのある家具の修理の相談にも対応しています。

 

「部屋に一つ置くことでそこが特別な空間になるような、生活を彩るモノを作りたいですね」（森本さん）