県の〝新名物〟を目指して【滋賀の人々が届ける愛されイチゴ】
湖西に暮らす私。
琵琶湖の対岸にたたずむおしゃれな外観のホテル、セトレマリーナびわ湖を、いつも熱いまなざしで眺めていました。あぁ、いつか行ってみたい…。
(対岸に思いをはせるのは、滋賀県民あるあるだとひそかに思っています・笑)
宿泊しなくてもランチやディナーが楽しめ、また随時イベントをされていると知り、先日ついに潜入してきました。
湖岸にたたずむおしゃれなホテル・セトレマリーナびわ湖へ!
私が参加したのは、5月19日に開催されたイベントで、同じく守山にある北川農園でのいちご狩りと、いちご狩りの後にホテルでランチがいただけるというもの。生産者と消費者とをつなげたいという思いで、毎年実施されている人気のイベントだそうです。
また、北川農園は通常販売のみで、いちご狩りはされていないとのこと。このイベントのために、特別にハウスを開放されるのだそうです。インスタグラムでイベントのお知らせを見つけ、すぐに予約しました。
北川農園でこの日限定のいちご狩り体験
イベント当日、10時の出発に間に合うようホテルへ到着。近くで見てもやっぱりおしゃれな建物に気分が高まります。
受付を済ませてホテルのバスに乗り、まずはいちご狩りへ。
北川農園で育てているいちごは、よつぼし、やよいひめの2品種。紅ほっぺなどよく耳にする品種ではなく、他にはないものを…と探し求めてたどり着いた、こだわりの品種だと教えていただきました。もちろん、この2品種のいちご狩りができる所も少ないそうです。
贅沢にも食べ比べてみると、よつぼしはほどよく甘酸っぱく、クリームなどと相性が良さそうなデザート向き。形は正三角形に近く、鮮やかな赤色が美しい…。
やよいひめは、甘さが濃く、食べた後も口の中に甘い余韻が残ります。どちらもそれぞれ特徴があり、個性あるおいしさが味わえました。
1時間ほど、真心こめて育てられた新鮮ないちごを心ゆくまで堪能し、さらにはいちごのお土産までいただきました。
いちご狩りの後は 贅沢いちごランチ
いちご狩りの後はホテルに戻り、琵琶湖が一望できるバンケットルームでランチです。まずは、「レイクスファームの野菜をたっぷり使ったサラダ」。
レイクスファームは、できるだけ無農薬にこだわる野洲の農家さんです。野菜・果物が盛りだくさんのサラダには、甘味と酸味のバランスが抜群のいちごドレッシングを。驚くほど野菜のおいしさが引き立ちます。
映画さながら!いちごのウェルカムドリンク
さらに、ウェルカムドリンクとして、シャンパングラスには果肉たっぷりのいちご、そこへ地サイダー・びわ湖サイダーが注がれます。サイダーはみるみるうちにピンク色に…。
お次は、「糀屋吉右衛門の白味噌クリームパスタ」。
糀屋吉右衛門も、野洲で糀づくりやその糀を使った味噌や塩こうじなどを作られているお店です。もちもちのパスタには、県外で食べるとなかなかのお値段がするビワマスがふんだんに添えられて、何とも贅沢な一品です。
デザートの宝石箱や~!
そして、最後はデザート。散りばめられたいちごのおいしさはもちろんですが、ピスタチオのマカロン、さらにはビター・ミルク・ホワイトに続いて第4のチョコレートと言われている、話題のルビーチョコレートまで味わうことができ、おいしさの連続でした。
セトレマリーナびわ湖に行ってみたい!という単純な思いで参加したイベントでしたが、地元に、しかも身近にこんなおいしいものが!と、気付かされるとても良い機会になりました。滋賀の豊かな土壌を存分に活かして農作物を育てる生産者の方々、そしてその魅力を存分に引き出しおいしく調理してくださる方々に、感謝するばかりです。
北川農園さんのいちごは5月31日でシーズン終了ですが、その後はブルーベリーや梨へと続きます。また、セトレマリーナびわ湖では、季節のランチやディナーが楽しめます。どちらもぜひ一度味わってみて下さい。
身近なおいしいものに出会い、もっと滋賀のいいもの探すぞー!と、心を新たにしたサカナでした。
セトレマリーナびわ湖
〒524-0102 滋賀県守山市水保町1380-1ヤンマーマリーナ内
TEL.077-585-1125(代表)
https://www.hotelsetre.com/biwako/
北川農園
いちご園〒524-0062 滋賀県守山市 杉江町1390
TEL.080-2511-0887
営業時間 9:00-17:00
※5月31日で今シーズンの直売は終了しています
梨園
〒524-0212 滋賀県守山市服部町1968
TEL.077-585-5177
営業時間 9:00-17:00
※販売時期などの詳細はお問合せ下さい
https://kitagawa-nouen.com/