子どもの背骨、 大丈夫?
マスク生活が定着した今、メイクも少し手抜き気味…という人も多いのでは。とはいえ、鼻や口が隠せる分、目元には視線が集中! 中でも眉メイクは、印象を左右する重要なカギです。自分に合った〝美眉〟を手に入れて、マスク姿も美しく見せませんか。紙面協力/仙台リビング新聞社
「顔の印象の8割が決まる」といわれる眉。表情が分かりにくいマスク姿は、眉の形1つで、怒っているように見えることも…。マスク生活の今だからこそ、眉メイクを見直してみませんか。普段はあまりメイクをしないという人も、眉をきちんと整えることで美人度がグッとアップ。眉メイクに苦手意識を持っている人や、数年前からメイクを変えていないという人は、特に必見です。
今回、眉メイクについて教えてくれたのは、ナチュラルな美しさを引き出すことをモットーに、幅広い世代にメイクアドバイスを行っている斉田景子さん。「眉は〝顔の額縁〟ともいわれるほど重要なパーツ。年齢を重ねると眉毛が薄くなることが多く、老けた印象や疲れた印象になってしまいがちですが、ポイントを押さえれば若々しい印象に変身できますよ」。
まずは、今のメイクが自分の顔に合っているかを確認することからスタート。斉田さんによると、年齢とともに骨格やパーツの位置が変わるので、眉メイクもときどき見直しが必要なのだとか。「トレンドよりも、自分の顔に合った眉の〝ベストプロポーション〟を見つけることが大切。まずは基本を押さえて、慣れてきたら〝曲線的で女性らしい印象〟や〝直線的で若々しい印象〟といったように、イメージに合わせて描いていきましょう」。
基本の眉の描き方と、〝マスク美人〟を目指すコツをレクチャー。また「リビング仙台Web」では、斉田さんが実際に眉メイクをしながら解説している動画も公開中! 動画を見ながら、一緒にチャレンジしてみてくださいね。
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教えてくれたのは斉田景子さん
仙台を拠点に活動するパーソナルメイクアドバイザー。エステの部屋 癒埜(ゆの)主宰。エステティシャン、音叉トレーナー、パステルシャインアートセラピストなど、キレイと元気にまつわる多彩な活動を展開。
眉のベストプロポーションを
見つける
まずは、いつも通りにメイクをした状態で、鏡を見ながらA~Dをチェックしてみましょう。全てOKなら、ベストプロポーションの眉です。
- Point
- 年齢を重ねると、こめかみが少しくぼんでくるので、眉尻がゆがんでしまうことも。くぼみが気になる人は、眉尻を少し短めに。口角と目尻を結んだラインの延長線上を目安にしましょう。眉尻が眉頭より下がると、老けて見えるので気を付けて
自眉を整える
眉コームまたはブラシを眉毛に当てて、ベストプロポーションからはみ出た長い毛をカット。下から上に向かって生えている眉頭の毛は、上向きにコームを当てるなど、毛の流れに合わせてカットするのがベスト。眉の周辺に生えている毛はそる、または抜いて清潔感アップ!
使う道具
- 眉コーム・ブラシ
- 眉ハサミ
- アイブロウペンシル
※必要な場合
- アイブロウパウダー
- シェーバーなど
- Point
- ペンシルは〝硬め〟の方が、自然な仕上がりに。ペンシル・パウダーの色は、自眉の色より〝少し明るめ〟のものを選ぶと◎。ライトブラウン系の色味は、描き直しやすく、失敗しにくいので、おすすめです
▼眉の基本の描き方と+αのメイクのコツを紹介
見直した〝ベストプロポーション〟を意識して、実際に眉を描いてみましょう。人の顔は左右対称ではないので、完璧に左右対象を目指さなくてもOK! 基本の描き方を押さえて、コツをマスターしてくださいね。
基本の描き方
- 眉ブラシで、眉毛の生えている方向を意識しながら、とかして整える(眉頭は上向き、眉山・眉尻は横向き)
- 自眉が薄い人は、眉毛をなぞるようにアイブロウパウダーをのせる
- アイブロウペンシルで、眉毛の生えている方向に1本1本重ねるように下記の順で描く(下図)
A 眉の下ライン → B 眉の上ライン → C 眉の色むらを埋める → D 眉尻
- Point
- 眉頭から描くと険しい印象になってしまうのでNG。下ラインはしっかりと、眉尻はスーッと消え入るように描くのがポイント。濃く描き過ぎてしまった場合は、メイクブラシにパウダーファンデーションをなじませて眉をなぞると、ナチュラルな仕上がりになります
- 最後に眉ブラシで軽くなぞり、整える
マスクの付け方を意識しよう
感染予防のために着けているマスクも、少し意識してイメージアップ。「目から眉」と「目からマスク」の距離が同じくらいになるように、マスクの上辺を合わせると、きちんとした印象になります。さらに目の下のたるみも隠せて一石二鳥。おでこを見せる、または透け感のある軽めの前髪で、できるだけ肌を見せると明るさを演出できます。
アイメイクで目力アップ
- ・マスカラ
- まつ毛が上向きになるように、ビューラーでしっかりとカール。マスカラの色はブラックで、ブラシは細めが◎。
- ・アイライン
- 輪郭を際立たせる「ブラック」、やわらかめの「ペンシルタイプ」のアイライナーがおすすめ。まずは、まつ毛の生え際を一本一本つなぐように描き、アイカラーを付けた綿棒やチップでぼかして、ブレたり太くなった部分をなじませます。最後に5~7mm程度、真横に向かって目尻のラインを引けば完成。