琵琶湖でSUP Yoga (サップヨガ)♪ 極上の癒やし体験を♪
薄着になると気になるのが、ぽっこりおなか。でも「筋トレは嫌だし…」と諦めていませんか。そんな人に朗報! 筋肉ではなく、〝ろっ骨〟に注目した、頑張らないエクササイズがあるんです。 紙面協力/南日本リビング新聞社
ぽっこりおなかは女性の永遠の悩み!
一見スリムに見えるリビング読者の小渕由美さん。でも「悩みの種はぽっこりおなか」と言い切ります。そんな小渕さんのお悩み解決隊として登場したのは、己抄呼さんが考案したろっ骨エクササイズ「KaQiLa(カキラ)」認定指導者の小田原忍さん。
「呼吸をすると、ろっ骨が動きますよね。ろっ骨が動けば連動して背骨も動く。そこに着目したのがろっ骨エクササイズ。ろっ骨を意識して動かすことで、ぽっこりおなかに効果を発揮するんですよ」
上半身のバランス度チェックから始めてみましょう。
まずは鏡の前で上半身のバランス度チェック
1目を閉じて万歳ポーズ
- ❶足を少し開いて立ち、肩の力を抜く
- ❷目を閉じて、両手を上げられるところまで上げる
- ❸目を開けて、両手の上がり具合と左右対称かをチェック
- 理想は耳まで手が上がり、左右対称!
- 肘が曲がらず、両腕が上に伸びて耳まで上がるのが理想。できない場合、肩甲骨の動きが悪く上半身の骨格のゆがみが考えられます
2目を閉じて両手スイッチ
- ❶足を開いて立ち、目を閉じる。人差し指を伸ばした状態で両手を肩まで上げる
- ❷両手を体の中心まで移動させる。目を開けて指の位置をチェック
- 理想はこの形!
- 上半身の左右のバランスが良ければ両指がぴったり。でも、うまくできなくても大丈夫。ろっ骨を動かすことで理想に近づけましょう
素朴な疑問を解決!
ろっ骨を動かすと、ぽっこりおなかにどういいの?
女性がぽっこりおなかになりやすいのは、上半身の骨格のバランスが崩れて腹筋が衰え、内臓が下がり気味になるため。「そこで、背骨や骨盤を整えることが大切になりますが、ろっ骨は背骨とつながっています。ろっ骨を意図的に動かすことで背骨や関節が動いてほぐれ、無理せず体のバランスを整えられるんです」と小田原さん。
ろっ骨を動かし、背骨を上に引き上げることも鍵。「ろっ骨と骨盤の間にスペースができることで内臓や筋肉が本来の位置に戻り、内臓下垂の解消につながります」
- KaQiLa認定指導者
- 小田原 忍さん
体のバランスが整えば、体重は変わらなくてもおなか回りをすっきり見せられますよ
ろっ骨を動かすメリットが分かったところで、「ろっ骨エクササイズ」に挑戦してみましょう。どれも座ってでき、ゆったりした動きで簡単です。
ろっ骨を横に動かし、深呼吸
胸郭 呼吸
ろっ骨エクササイズの基本となるのが、ろっ骨の動きを最大限に引き出す胸郭呼吸。ろっ骨の中に空気を吸い込み、ろっ骨が横に広がるイメージで行います。
まずは1分。慣れるとろっ骨の柔軟性が高まり、1回に吸える酸素量も増えます。
- 両手で左右のろっ骨を押さえ、目を閉じて鼻から息を吸う
- 口からゆっくり息を吐く。これを1分間繰り返す
両手でろっ骨をグイッと引き上げる
ひらきの型
大きく息を吸いながら両手を開き、手首を回すことで、ろっ骨がグイッと動きます。3〜5回繰り返せば、背骨の関節が軟らかくなり、背骨がいい具合にほぐれますよ
背筋を伸ばして座り、指先をそろえて両手を斜め前に置く
息を吸いながら、両腕を上げる
手首を外側に倒し、小指から指先を180度クルッと回して内側に向ける
指先を内側に向けたら、息を吐く
息を深く吸い込みながら首を前に倒し、息を吐きながら顔を正面に戻す
息を吸いながら手のひらを内側に向け、息を吐きながら両肘から下ろす
ろっ骨も骨盤も動かし、おなかを刺激
鏡の型
体を後ろに倒して手を上下させることで、ろっ骨と背骨はもちろん、骨盤も刺激。自然と体幹が鍛えられ、ぽっこりおなかに直接響きます
両膝を立てて座り、手のひらを上にして両腕を前に伸ばす
息を吸いながら、腰を丸めるようにして体を後ろに倒す
目線を下げ、息を吐きながら両手を下ろす。息を吸いながら両手を上げる。この動きを数回繰り返す
息を吸いながら両手が前に引っ張られるイメージで体を起こし、息を吐く
息を吸いながら、頭から体を起こして両手をお尻の横に置き、息を吐く
読者の小渕さん「ろっ骨エクササイズ」の効果実感!
「ろっ骨エクササイズ」のメソッドを学んで以来、実践中の小渕さん。2週間後、自宅を訪ねてみると、「どれも頑張らずにできるので、家事の合間に毎日5分続けています。体幹が鍛えられたのか、ぷよぷよしていた下腹がキュッと引き締まってきて、いい感じ!」と満足げ。
効果を実感し始めたおかげで、「本格的な夏に向けて楽しく続けたい」と意欲満々です。