【近江八幡市】鮮魚とおでんにこだわった居酒屋「陽と月」
皆さんこんにちは。
フェイクスイーツ粘土作家の ねんどぶです。
少し前になりますが、2月から3月にかけて【瀬田唐橋まちづくりの会】さんの
素敵なイベントがあったので参加させていただきました。
放置竹林問題 ~柏木竹林農園~
放置竹林という言葉を聞かれた事はありませんか?
長年放置され、荒れて手が付けられなくなってしまい所有者も地元の方も困る竹林で、国内でも年々増えていて問題化しているそうです。
そんな放置竹林の管理を大津市の柏木竹林農園さんが引き受けられ、伐採や手入れをされておられます。
柏木竹林農園の柏木さんは、国産のメンマづくりに興味を持たれ、自ら広島の「純国産メンマプロジェクト」を進め、その課程で放置竹林が問題になっている事を知り、これらに取り組んで来られました。
竹林の手入れの際に出る竹を無駄なく使い、資源として再活用するなんて、とても素晴らしい取り組みをされておられますね。
春待ち灯り 竹灯籠 2023~瀬田の入口を灯す~
そんな伐採した竹を使い、瀬田の唐橋で行われたのが「春待ち灯り 竹灯籠 2023~瀬田の入口を灯す~」。
夜になると真っ暗になってしまう瀬田川の歩道を竹明かりで照らすというものです。
昨年は100本の竹灯籠だったそうですが、今年は200本の竹灯籠が展示されました。
竹灯籠(たけとうろう)
地元の幼稚園の園児や一般の方でも参加OK。柏木竹林農園さんが、灯籠用にと切り出した竹に色を塗ったり絵を描いたり、自由にメッセージを書いたりと…とさまざまです。
私は、美術講師をしている事業所のお子さんたちに色を塗ってもらいました。
初めて触れる本物の大きな竹にお子さんたちも興味津々でしたよ。
楽しんで竹に色づけする様子が想像できますね。
並んだ竹灯籠に点灯
皆さんの力作の竹は唐橋の下の歩道に並べられます。
「瀬田唐橋まちづくりの会」に協賛すると、NPO法人BRAH=art.(ブラフアート)のアーティストさんの手によって、写真のように竹に好きな文字を入れていただけます。
私も「ねんどぶ」といれていただきましたよ♪
協賛で集まったお金は、灯籠の中に入れる太陽光で発電するLED電球の購入費に当てられるそうです。
日が落ちて暗くなってくると、竹の中にあるライトが自動で点灯。やわらかな、ゆらゆらとした光が本物のロウソクの炎に見えて、思わず灯籠の中をのぞき込んで電球なのか確認してしまいました!
瀬田川にも唐橋からの灯りがうつり、竹灯籠の灯りとあわさって、美しい眺めでした。
あしもとの歩道には、とりどりに色づけされた竹灯籠が、とても優しい温かな光を放っています。
実はこのとき雪が降ってきて、手がかじかむくらい寒かったのですが、竹灯籠の灯りはとても温かく感じられ、通りがかった方もこの灯りを目にされると笑顔がこぼれます。
2月9日~3月21日の展示期間が終わったあとの竹灯籠は、粉砕されて今度は農作物の土作りなどに使用される「竹チップ」として無駄なく生まれ変わるそうです。
あたたかな灯りで瀬田川をいろどる素敵な取り組みに、来年もぜひ参加したいと思います。
皆さんもご一緒にいかがですか?
柏木竹林農園 近江の竹の仲間たち インスタグラム
https://www.instagram.com/ouminotake_to_nakamatati
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この記事を書いたのは
ねんどぶ
主に関西でフェイクスイーツ粘土作家&講師として活動しています。かわいい物や楽しいことを作るのが大好きです♪ 猫をこよなく愛しています。/大津市在住