フライボードといえば、水上バイクの噴射の力を利用して空中へ飛び立つ、注目のアクティビティ。「大切なのはバランスと姿勢。コツをつかめば初めての人でも飛べますよ」。「フライボード琵琶湖」の馬野友秀さんの言葉に励まされて挑戦しましたが、少し浮いただけで恐くなり、バランスを崩して何度も水面へ落下。25分の体験時間が長く感じるほどのハードさです。とはいえ、飛べた瞬間の爽快感は格別！　あなたもぜひ。

大きな板の上に立ち、水上を滑るように漕ぎ進むSUP（サップ）。「ボードが大きいためバランスがとりやすく、小学生でも1時間以内に立って漕げるようになりますよ」と「パイレーツハーバーEAST店」の伊勢田浩志さん。記者も挑戦しましたが、丁寧な指導のもと難なくマスター。耳に響く水の音やプカプカ浮いている感覚が心地よく、爽快なひと時を過ごしました。インナーマッスルが鍛えられるというのもうれしいところです。

上流を目指して、ザブザブと川の中を進むキャニオニング。清流に次々と現れる小滝や天然のプールで、泳いだり潜ったり、全身を使って大自然を体感できるのが魅力です。「安全のため、ウエットスーツや専用シューズを着用します。明王谷コースは往復約1kmと距離が短く、初心者や小学生にもおすすめです」とは、「自然派企画」代表の長谷川博昭さん。あまりにも楽しくて、毎年違うコースに挑むリピーターも多いそうです。

8人乗りのゴムボートに乗って川を下るラフティングは、夏の定番人気アクティビティ。経験豊富なガイドのもと、ゲームをしたり泳いだりと、チーム一体となって盛り上がります。「フレンドシップアドベンチャーズ」代表の井田憲政さんは「瀬田川ラフティングは穏やかな流れとエキサイティングな急流の両方が楽しめ、幅広い世代におすすめ」と話します。一人乗りのウォーターチュービングも人気上昇中なのだとか。

昼はファミリーでにぎわうガーデンプールが、夕方からはライトアップされ大人専用の静かな空間に変貌します。プールサイドにはバーカウンターも登場しますよ。