秋以外もステキなメタセコイア並木
食材やファッション、グルメとさまざまな店舗が1カ所に集約し、毎日の買い物にも便利なショッピングモール。そこで、滋賀にある各モールに「ここだけの魅力」を聞きました。今回はその第1弾をお届け。それぞれのスタッフによる〝推しポイント〟もチェック!
子ども向けの設備が充実
鉄道ファンには見逃せない場所も
- 閑静な住宅街にあり、東海道新幹線の線路に隣接する「フォレオ大津一里山」。家電、インテリア、スポーツと幅広いニーズに応える地上2階、地下1階
「フォレオ大津一里山」のテーマは「毎日の、ちょっとイイを発見する。〝ママがよろこぶ〟ショッピングモール」。店内は「小さい子どものいるファミリーが利用しやすいように」という配慮が生かされています。
赤ちゃん連れに喜ばれているのが、1階に1カ所、2階に2カ所ある授乳室。2階通路中央の「こどもっとぱーく」は子どもが無料で遊べるスペース。絵本ギャラリーやマットスペースがあり、買い物の合間に親子が憩う姿が見られます。小さな子ども向けのイベントも定期的に開催。月に一度のキャラクター撮影会は遠方から多くの人が訪れるとか。1階に保育園が併設され、散歩姿の園児たちを見かけるのもここならではの光景です。
子どもから大人まで鉄道ファンに人気なのが、2階にある「新幹線展望テラス」。新幹線を間近で見られ、月に数回は車体が黄色い点検用新幹線・ドクターイエローも通るとあって撮影スポットとしても評判です。
- 「1階の『セカンドハウス フォレオ大津一里山店』は、季節限定の手作りケーキにファンも多数。実は奥にカフェスペースがあり、穴場のくつろぎスポットなんです。買い物の合間に一息入れてみませんか」
- 「アウトドアのさまざまな楽しみ方やスタイルを提案してくれる『ロゴスショップ』。テントの中に入ればキャンプのイメージが湧いてくるかも。秋にぴったりなグッズを見つけてください」
- 「『こどもっとぱーく』の床には柔らかいマットが。子どもたちが元気いっぱい飛び跳ねたり、絵本を読んだり。思い思いに過ごせますよ。子育てサークルや『はいはい&あんよレース』などのイベントも開催されます」
- 「2階の『新幹線展望テラス』。ベンチに座りながら新幹線を間近で見られ、迫力いっぱい。〝見たら幸せになれる〟といわれるドクターイエローと遭遇できた方はラッキーですよ」
- フォレオ大津一里山
佐藤 悠介さん
- 大津市一里山7-1-1
- TEL:077(547)0777
- 物販店舗/午前10時〜午後8時、飲食店舗/午前10時〜午後9時
※一部店舗により異なる場合があります - 無休(天災・保守・メンテナンス等により、臨時休業する場合があります)
「実は県内でここだけ」の体験も
日常から非日常まで楽しんで
- 打出浜エリアにある「Oh!Me大津テラス店」は、シネコン併設の地上8階建て。店名の「Oh!Me」は「私の場所」と「近江」を掛け合わせた造語だとか
2018年、「Oh!Me大津テラス」は旧大津PARCOの跡地に開業。以前のオシャレな建物そのままに、独自にセレクトされたテナントが並びます。
映画好きにおなじみの7階「ユナイテッド・シネマ大津」。実は体感型映画上映システム「4DXR」を備えた県内唯一の映画館。座席が上映作品とリンクして前後・上下・左右に動き、風、ミスト、香り、煙などの特殊効果がスクリーン上のシーンとシンクロ。五感で映画が楽しめます。
2階には、ゆったりとしたスペースに豊富な本や文具・雑貨が並ぶ「TSUTAYA BOOKSTORE 0h!Me大津テラス店」が。店内にある「KEYS'CAFEĒ」では購入前の本を2冊まで持ち込みOK。読みながらコーヒーや食事を楽しめるのもうれしいですね。
ほかにスーパーマーケットや100円ショップなども。日常から非日常まで、多彩な気分を楽しめます。
- 「18号線沿いの絵は、壁画作家・今川咲恵さんによるもの。2020年のリニューアルの際、近隣住民の方や保育園児の皆さんが色を塗って完成し、今では当施設を象徴する場所になっています」
- 「『TSUTAYA BOOKSTORE Oh!Me大津テラス店』の照明は、国内外で活躍する和紙作家・堀木エリ子さんがデザイン。配管むき出しのスケルトン天井と、手すき和紙の照明の組み合わせが印象的です」
- 「1階の『フレンドマート』で人気という『E-WA!じゅわ旨!鶏もも唐揚げ』。『からあげグランプリ®』の中日本スーパー総菜部門で、5年連続金賞以上を受賞した逸品です。こちらにお越しの際は、ぜひお買い上げいただき、ご賞味ください」
- Oh! Me大津テラス
竹井 健二さん
- 大津市打出浜14-30
- TEL:077(523)2530
- 午前10時〜午後9時(店舗によって異なります)
- 無休
ピクニック気分でショッピング
まちづくり活動の拠点にも
- 琵琶湖に近い「ブランチ大津京」。「ショッピング&サービスエリア」は2階建てなので、芝生広場から遠くまで視線が届いて開放感いっぱい。比叡山を眺めることもできます
2019年にオープンした「ブランチ大津京」。敷地内は「近江神宮外苑公園(ブランチパーク)」「ショッピング&サービス」「スポーツ&コミュニティー」「レストラン」の四つのエリアに分かれ、目的に合わせて訪れる人も。
晴れた日には芝生の広場にレジャーシートを敷いてのんびり過ごす家族連れや、走り回る子どもたちの姿が。ピクニック気分で利用する人も増えています。
「スポーツ&コミュニティー」エリアに、街づくりの活動を行うNPO法人の拠点があるのも特徴。シェアオフィスや交流スペースが用意され、講座やイベントなど、「街を元気にしたい」という市民の活動をサポート。
毎月第2土曜と日曜に「手作りマルシェ」が開催されたり、こどもワークショップがあったり、さまざまな習い事ができたり。ショッピングモールの域を超え、人が集い、触れ合い、つながりが広がる場にもなっています。
- 「『まんまる広場』には子どもたちが喜ぶ遊具が。転倒防止対策で床は柔らかくてふかふかの素材を採用し、のびのび遊ぶことができますよ。その様子を見守ることができるベンチスペースも用意しています」
- 「西海岸のビーチをイメージした『マリブ ピッツェリアアンドカフェ』のランチビュッフェでは、多彩な前菜に、ピザかパスタも選べて盛りだくさん!」(山本さん)
- 「県内初出店の『ロンフーダイニング』は、バリエーション豊富なチャーハンと『四川麻婆豆腐』がメイン。辛さが選べるので、私はその日の体調や気分に合わせてセレクトしています」(萩原さん)
- ブランチ大津京
萩原 美佳さん(左)
山本 教子さん(右)
- 大津市二本松1-1
- TEL:077(572)7603
- スーパーマーケット/午前7時〜午後11時、その他/店舗によって異なります
- 無休(定休日のある店舗もあり)