
お一人様OK!ワンコインの日替わり定食「おうちの味ひじ家」
こんにちは。
皆さんは「能面」というと、どんな印象をもたれているでしょうか?
そう、文化芸能の能を舞うときに着けているあのお面です。
そば打ちを思われる方が多いかもしれませんが、能面打ちです。
能面は彫るのではなく〝打つ〟ということや、滋賀県は能面、猿楽の故郷、ということを知っていますか?
お能にも竹生島、三井寺、白髭など近江を舞台にしたものはたくさんあるのに、なじみが薄いですよね。
お能は難しいですが、実は能面は入りやすいんです。
今回は、私が面打ちを教えていただいている伊庭貞一先生と私が通う「面打ち教室」を紹介します。
私に面打ちの指導をしてくれている伊庭貞一先生と奥様。
東京国立能楽堂での個展時の写真です。
先生はいくつも教室を持たれていますが、私は草津公民館の教室に月に2度通っています。
教室では皆さんは、先生のお手本をそばに其々の面を打ちます。
私は1年に1面ぐらいですね。
先生が丁寧に指導してくれるので、それぞれとてもいい面に仕上がりますよ。
教室は他に草津、能登川、彦根、八日市など各所にありますが、
月3回の所と月2回の教室があります。
面打ちにちょっとでも興味のある方はチャレンジしてみませんか。
ちょっと見てみたいと云う方も来られますよ。
私の打った孫次郎です。
これは昨年の面。
まず、木曽ヒノキの塊から110gぐらいまで、彫刻刀で削りだします。
形ができてから、胡粉を塗って朱を入れ墨を入れ影をいれ仕上がりとなります。
出来上がってもまだまだ、気に入らない所が目立ちますが愛おしい面になりました。
最近は観光地でかわいい花柄の着物を見かけることが多くなりました。
若い人にはそんなかわいい着物から、自分のお気に入りの着物を持つようになってほしいと思っています。
秋から冬は着物を着るのにちょうどいい季節です。
写真は友人にいただいた大島とお気に入りの塩瀬の帯。
白い帯は汚れやすいので汚れる心配のない、食事の予定が無い
一人の時が多いです。