「おうちの味ひじ家」のテイクアウト弁当で家事休暇
早春の日差しに誘われてお出かけ気分もうずうず。身近で「?」や「!」を体験できる新施設を紹介します。
アクション映画気分でトライ!
まるで巨大なジャングルジム。落下防止のハーネスを装着し、使い方の講習を受けたら、いざ挑戦!1階にはキッズコース(1回600円、3歳以上、100〜140cm、40kgまで)も
少し慣れると周囲の風景も見えてきて、鳥になった気分に。「全身の筋力やバランス感覚も養われますよ」とスタッフの柳生光昭さん
3月1日、「滋賀農業公園ブルーメの丘」にドイツ発の巨大アスレチック施設「アルプスジム」が誕生。4層構造、高さ17mのアスレチックの中で、木やロープなどを使った72ものアトラクションに挑戦できます。その大きさは西日本最大級だそう!
はるか下に地面を見ながらのプレイはスリル満点! 木のつり橋を渡ったり、ボルダリングの壁を登ったり、自転車で一本橋を渡ったりとアクション映画の主人公の気分に。
どのアトラクションに進むかは自由なので渋滞せず、自分のペースで遊べるのもメリット。途中で動けなくなったら、周囲の人にアドバイスを求めたり、手助けしてもらったりして、過酷な環境下(!?)ならではの連帯感を味わってみて。冬の運動不足解消にいかが?
アルプスジム
◆蒲生郡日野町西大路843 滋賀農業公園ブルーメの丘内
TEL:0748(52)2611
◆料金/一般(中学生以上)3000円、小人2000円、学割2500円(利用時間60分)
※利用条件/125cm以上、120kg以下。140cm未満は同伴者が必要
※入園料として1000円4歳以上600円)が別途必要
〝沖島100%〟の憩いの空間
高さ約4m、約400本の流木を使った姿は現代アートのよう。観光客の待合所や島民の交流の場として利用される予定(完成予想図提供/滋賀県立大学芦澤竜一研究室)
3月中旬まで作業のための合宿を行い、完成に向けラストスパート!沖島に行けば作業風景も見られるかも
総勢50人の大学生や大学院生が関わるプロジェクト。取材に協力してくれた3人の学生と芦澤さん(左から2人目)
3月下旬、沖島の港近くに新名所が登場!? その名も「RYUBOKU HUT(リュウボク・ハット)」は、滋賀県立大学教授・芦澤竜一さんを中心に、建築を学ぶ学生らが企画・設計をし、島民と共に手掛ける休憩施設です。
浜に流れ着いた流木を主に用いているのが、名前の由来。部材同士が互いに他の部材を支持し合う「レシプロカル構造」により三角形の基本ユニットを作り、それらを組み上げていきます。また、その際もくぎなどを使う代わりに、漁師が船を岸壁につなぐ「ハコ結び」を教わり縄で固定。他にも不要になった魚網やロープを活用したり、貝殻を焼いて石灰にし除草剤として使ったりと、沖島の素材と技術をフル活用!
「島の人たちと一緒に作れたのが有意義でした。かつて家の棟上げを地域ぐるみで手伝ったように、〝建築〟は人や地域をつなぐもの。学生らはそうしたことを学べたのでは」と芦澤さん。完成が待たれます。
リュウボク・ハット
◆近江八幡市沖島町沖島漁業会館敷地内
◆沖島へは近江八幡市堀切港から通船(片道500円)にて。
見学は自由
クレイ・アニメーションの世界が
そのままに
1995年に公開された映画「ウォレスとグルミット危機一髪!」に登場し、人気を博したキャラクター、ショーン。その彼が大活躍する「ひつじのショーン」は、ユーモアあふれるストーリーと個性的なキャラクターが魅力です
牧場主愛用のソファで記念撮影ができる「牧場主の家」。2階には大きなベッドがある寝室も
ショーンたちの愉快な日常が伝わってくるひつじたちの小屋
イギリスのアードマン・アニメーションズ製作のクレイ・アニメーション「ひつじのショーン」。その世界観に浸れる日本初の屋外施設が、「イングリッシュガーデン ローザンベリー多和田」内に誕生します。
緑豊かな丘の一角に、作中ののどかな世界を再現。そのあちこちで人間サイズのショーンや仲間のひつじたち、牧羊犬のビッツァー、牧場主などのキャラクターと出会えます。キャラクターと一緒に写真を撮れるスポットも多数。オープン後も造形物を増やすなどガーデン内は進化していくそうなので、何度訪れても楽しめそうですね。さらに「ショーンとシャリーのパン作り」や人気の羊毛フェルト体験に、ショーンやビッツァーのマスコットやストラップなどが作れる新メニューも登場します! オリジナルグッズの販売も。
新エリアのイメージ。エリアの東側にはカフェテラスやショップも併設。隣には既存の牧場があり、散策がてら本物の羊とも触れ合えます
ひつじのショーンファームガーデン
◆米原市多和田605-10 イングリッシュガーデンローザンベリー多和田内
TEL:0749(54)2323
◆プレオープン3/23(土)
◆オープン3/31(日)
◆入園料/中学生以上1000円、3歳以上500円、2歳未満無料
多彩なわくわくをもたらす
〝知の広場〟
広い空間にゆったりと書棚や閲覧席がレイアウトされ、リラックスして読書や本探しを楽しめそう。全館フリーWi-Fi(ワイファイ)の導入は県内初
切妻屋根の建物が連なるように見える外観は守山宿をイメージ
館内のカフェはイートインのほか、ふた付きのカップで提供された飲み物を図書館内でいただくのもOK
昨年11月にリニューアルされた守山市立図書館。市民の意見をもとに〝本と人が出会い、人と人がつながる知の広場〟というコンセプトで建てられました。
設計は、あの新国立競技場にも携わる建築家・隈研吾さん。アーティスティックな雰囲気の館内からは木々の緑や川辺の風景が見られ、屋内なのに自然の中を散策しているような感覚です!
蔵書は約34万冊。特に絵本や児童書が豊富で、ティーンズコーナーも設置されるなどママや若者が気軽に本に親しめる工夫も。またカフェなども併設され、市民の〝リビング〟としての機能がプラスされたほか、就労支援の場としても活用されているのだとか。幅広い世代の人にとって、さまざまな形で〝居場所〟になっているのを感じました。
自分の読んだ本が記録できる「読書通帳」の発行も
守山市立図書館
◆守山市守山5-3-17
TEL:077(583)1639
◆開館時間/火〜金・日曜日は10:00〜19:00(土曜は20:00まで)
◆休館日/月曜・祝日の翌日
※本の貸し出しは
●守山市在住もしくは通勤通学者 ●草津市・栗東市・野洲市在住者
※利用についての詳細はホームページを
http://moriyama-city-lib.jp