〝ブルドッグ顔〟は嫌なんです!食い止めたい、顔のたるみ
地域のプロスポーツをもっと身近に。滋賀で活動する3つのプロチームでは、競技を知らない人でも楽しめるレジャー企画や子どもたちに向けた企画を行っています。「試合観戦をしたことがない」という人のために、競技の見どころを各チームで聞いてきました。
▲コート上で行うアトラクションは優勝者に豪華賞品も
プロがプレーするコートでアトラクション
アリーナにはおしゃれなカフェが
バスケットボールのプロリーグ〝Bリーグ〟でプレー中の「滋賀レイクスターズ」。発足から10年、滋賀県で唯一の完全プロチームとして地域のスポーツを盛り上げる取り組みを続けてきました。その一つがバスケットボールをはじめとし、チアリーディング(チア)や陸上などのキッズスクール。楽しむことから始め、段階的にプロを目指せる育成プログラムを用意しています。チアスクールでは、卒業生から今期初めて「レイクスチア」のダンサーが誕生しました。
また、ホームゲーム前にはファンクラブ会員が参加できるアトラクションを開催。ドリブルやパスなどの技術を競う「スキルズチャレンジ」や、フリースロー大会など、プロがプレーするコートで大人から子どもまで誰でも楽しめるイベントが人気です。
さらに、ホームゲーム以外でも楽しんでもらえるよう、本拠地・ウカルちゃんアリーナにカフェとオフィシャルショップを常設。アウェー戦はここでパブリックビューイングが催され、ファン同士のコミュニティーも広がっているとか。「試合がない日もランチやお茶がてら、ご家族で遊びにいらしてください」(広報 倉田伸也さん)
▲24秒以内にシュートを打たなければならないルールで、攻守の切り替えが早く息つく間のない試合展開に興奮
▲試合終了後には、選手がコートを一周してファンにハイタッチのサービス
▲アリーナ常設のカフェはBリーグでも珍しい。ドリンク片手にパブリックビューイングも楽しそう
声を使った応援が滋賀レイクスターズの特徴。声が大きな波を作り出し、相手を圧倒します。得点時の地響きのような大きな歓声は、一度体感すると病みつきになります。また、音響や照明を使ってショーアップした空間もぜひ見てほしいですね。
広報 倉田伸也さん
▲アスリートがこれまで経験してきたエピソードに子どもたちも興味津々! 授業の前にはみんなでサッカーをして遊ぶそうも
アスリートが特別授業を担当
憧れの選手に会える交流タイムも
設立から11年。現在、日本フットボールリーグ(JFL)に所属する「MIOびわこ滋賀」。同チームでは、ホームタウンである東近江市の全小学校を回り「夢授業」を行っています。ジュニアユースの監督が子どもたちに「夢を持つことの大切さ」を自身の体験など交えて伝えているそう。「私たちは2019年にJ3への昇格を目指しています。あきらめない心や目標に向かって努力する姿を子どもたちに見せることもクラブチームの役割だと考えています。一緒にがんばっていきたい」と広報の岡崎詩歩さん。
また、選手とドキドキの距離感で交流できるファンサービスもMIOのこだわり。ホームゲームの試合後には選手が観客を見送り、サイン会も行っています。憧れの選手と直接話せる機会とあって、サッカー少年をはじめ女性ファンにも好評とか。「Jリーグではまず実現できない触れ合い、選手が身近に感じられるのも地域密着チームならではの魅力です」
▲11月12日(日)のホームゲームは今季の最終戦。「まずは観戦して楽しさを感じてください」(岡崎さん)
▲選手とファンの近さに注目! 間近で見る選手との触れ合いがきっかけで、サッカー好きになってしまう人もいるとか。時間が許す限り、サインや写真撮影にも応じてくれる
選手間で指示を出す声が聞こえること。Jリーグや日本代表戦では感じられない気迫あるコミュニケーションの場に立ち合ってもらえます。その上で試合を見ると、プレーの意味や動きの連携などが、より詳細に分かっておもしろいですよ。
広報 岡崎詩歩さん
▲スタジアムパーソン体験では、バッターが打った後のバットを引いてくるのも子どもたちの仕事。プロの熱がこもった道具に触れられるのも貴重な体験
ユニークな参加型イベントが多彩
プロの試合を体感できる前座試合も
今年からプロ野球の独立リーグ「ルートインBCリーグ」に参入し、先日シーズンを終えたばかりの「滋賀ユナイテッド」。「地域の子どもたちに夢を」と考える同チームでは、プロ野球に憧れを抱く子どもに向けたイベントをたくさん行っています。
多くの子どもたちに球場に来てもらうために始めた「スタジアムパーソン体験」は、ファールボール拾い、選手のひじ当ての回収、審判へのボール渡しなど、プロの試合の手伝いができる参加型イベントです。広報の土屋雄一郎さんは「緊張感ある場面での、プロの姿を見られる絶好の機会だと思います」。
また、リーグ戦の前には、少年野球の前座試合を開催。プロの試合と同じように、バックスクリーンに名前を掲示し、アナウンスや音楽を入れ、終了後にはヒーローインタビューも行うのだとか。自分もプロ選手になった気分を味わえる体験に、子どもたちは感動しているそうですよ。
▲今シーズンは終了しましたが、オフシーズンには県内各地のイベントに参加予定。詳細は球団のHPで確認を
▲球団事務所内にはコーヒースタンドがあり、平日の午前11時〜午後6時まで誰でも利用できる。コーヒーの価格は、アイス350円、ホット300円
投手が投げる瞬間に声を出していること、ご存じですか? スタジアムと客席が近いため、選手の息づかいを肌で感じられます。今年は4人、ドラフトにかかるかも…という選手がいます。近くの選手がプロに行く、成長する姿を見守れるのも醍醐味(だいごみ)かもしれません。
※10月15日現在の情報です
広報 土屋雄一郎さん
一緒に楽しんで、親しみを
地域との温かな交流
- 試合などの情報は各ホームページで確認を
- 滋賀レイクスターズTEL:077-527-6419https://www.lakestars.net/
- MIOびわこ滋賀TEL:077-564-6646 (受付時間:平日午前9時~午後6時)http://www.mio-biwako.com/
- 滋賀ユナイテッドベースボールクラブTEL:077-596-5922http://www.shiga-united.com/bc/