【cafe tora(カフェトラ)】老舗料亭のカフェでいただく ふわとろ厚焼きたまごサンド
こんにちは、リクオです。
みなさんは「楽器のチェロ」と聞くと、どんなイメージがありますか?
チェリスト界のカリスマ「ヨー・ヨー・マ」さん、映画「おくりびと」、宮沢賢治著「セロ弾きのゴーシュ」などが有名ですね。
ヴァイオリンに比べると知名度がやや落ちるチェロですが、暖かな低音も艶やかな高音も出るため、伴奏もメロディーも奏でることができる楽器なんですよ。
出産後、遠ざかっていた趣味だったのですが、好きなチェリストが滋賀に来る!という情報をキャッチし、コンサートが開催されるフィガロホールへ行ってきました!
*会場内の写真及び動画撮影は禁止ですが、地域特派員ブログのために特別に許可をいただいています
大津市に発見!美しい小規模クラシックホール
フィガロホールは、京阪電車石坂線「中ノ庄」駅から徒歩2分の立地。
近くには、プラネタリウムで人気の大津市生涯学習センターがあります。
私はチェリストの公演情報から、このホールの存在を知ったのですが、開館は1998年とのこと。
外観は、モーツァルトの生家と同じイエローを基調とした造りになっています。
中に入ると、高級ホテルに来たかのような空間が。
ロビーを通り抜けて、ホールへ向かいます。
音楽歴だけは無駄に長いため、色んなホールを見てきたのですが、フィガロホールは木調と光の調和が美しい。
座席もヨーロッパ調でおしゃれです。
今回のコンサートは1ドリンク付だったため、休憩時間はワインやジュースで一息。
良質の音楽を聴き、飲み物を飲んでいると、優雅な気持ちになります。
中世ヨーロッパの貴族のサロンってこんな感じだったのかな?
中低音の魅力が詰まったチェロアンサンブルの世界へようこそ!
チェロのみで行われる合奏をチェロアンサンブルといいます。
演奏者はチェロ好きには有名な、林裕さん・上森祥平さん・北口大輔さん。
滋賀でこの方々の演奏が聴けるなんて珍しい!と思ったのですが、もう何年もフィガロホールにて公演されているとのこと。
自分の情報収集力の甘さに軽く凹みましたが、来年も同時期に開催予定という朗報に心が躍ります。
チェロの魅力は、包み込むような温かい音色。
女性を思わせる丸みを帯びた楽器のフォルムも素敵なんです。
地域特派員ブログのために、弾いていただきました!
表現できる音域が広いチェロだからこそ実現できる演奏。
小ホールの魅力はなんといっても、演奏者との距離が近いということ。
生音の美しさや迫力だけでなく、演奏者の息遣いや指使いが楽器演奏の勉強にもなるんです。
そのためフィガロホールでは、静かにコンサートを聴けるなら、3歳のお子さんから入場が可能になっています。
設備の整ったレンタルホールとしての一面も
フィガロホール主催のコンサートがないときは、貸ホールやCD収録も請け負っているそうです。
(写真:「チェンバロ」フィガロホール提供)
フィガロホール所有の楽器もこれまたすごい!
ディアパソンや世界三大ピアノの一つであるスタインウェイ&サンズといったグランドピアノだけでなく、ピアノよりも更に古い歴史を持つ鍵盤楽器のチェンバロがあるんです。
チェンバロがあるホールなんて、珍しい!!
フィガロホール主体のアイリッシュハープのアンサンブル活動も。
毎年12月の定期演奏会に加えて、病院や養護学校・老人介護センターでの演奏など、幅広く活躍されているそうです。
また、毎年12月に行われる毎日放送の「サントリー1万人の第九」の滋賀大津会場でもあります。
クラシックと聞くと、ちょっと敷居を高く感じる人がいるかもしれませんが、難しく考える必要はなく「その音を聴いていて心地良いか?」が大切なのでは?と思っています。
ちょっと日常を忘れて、美しい音を聴きにフィガロホールへ行ってみませんか?
FIGARO Hall(フィガロホール)
・住所:大津市中庄1丁目16-14・電話:077-522-3106
・京阪電車石坂線「中ノ庄」駅下車、徒歩2分
・HP:https://www.figaro-hall.com/
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この記事を書いたのは
リクオ
大阪→京都→滋賀→神戸→滋賀と移り住んできたからこそわかる滋賀の魅力。滋賀って、便利なのに自然にも触れあえて、人も優しくて、ものすごく住みやすい。「滋賀ってこんなに良いところなんだよ」と常々叫びたくなってる熱い思いをブログにぶつけます。