守山のかわいい本格居酒屋「そらいろ」
理想の家をイメージするとき、みなさんはどんな形を思い浮かべますか?
生活スタイルや間取り、周辺環境など…大切にしたいポイントはたくさんあると思います。
そのひとつとして、近頃は家の「素材」にも注目が集まっています。
中でも天然素材――〝無垢材〟にあこがれる人は多いのではないでしょうか?
そんな時に頼りになるのが、自然乾燥の無垢材にこだわる東近江市の「大喜工務店」。〝無添加骨太住宅〟をポリシーに掲げる同社は、素材だけでなく、基礎や構造にも強いこだわりを持って家づくりを行なっています。
今回は同社で家を建てた、木下さん家族の話を聞きに行きました。
豊富な無垢材から自分好みを見つけて
今回訪れた木下さん宅は、夫妻と息子さんの3人暮らし。家を建ててもうすぐ1年になります。
無垢の家の魅力は、なんといっても〝木の存在感〟。
見てください、この大黒柱!
息子さんと比べると、その太さがよくわかるのではないでしょうか。
「大黒柱や一枚板のキッチンカウンターはヒノキを使っています。大工さんと一緒に自然乾燥倉庫まで丸太を見に行き、自分たちで選びました」とご主人。
せっかく木の家を建てるのだからと、その材質にもこだわったそう。
大喜工務店は頑丈な家づくりのために8〜10年以上長期自然乾燥させた木を使用。また、パイン・ヒノキ・スギ・メープル・ナラなど、選べる無垢材の種類も豊富です。
「子どもがいるので、傷がつきにくい丈夫な床材にしたかったんです。何枚もサンプルの板を見せてもらって、それぞれの特徴を教えてもらいました」と奥さん。
たしかに子育て中は床におもちゃを落としたり汚してしまったりと、心配事も多いですよね。
夫妻は1階で子どもが遊ぶことを踏まえ、リビングダイニングの床材に固く傷つきにくいメープル材を選択。また、腰壁をつけることでクレヨン遊びなどで壁を汚さないよう工夫したそう。
無垢材にこだわり続けてきた同社は、まさに「木の家のプロ」。木を知り尽くしているからこそ、施主の希望に合わせて的確にアドバイスしてくれます。
寝室や子ども部屋のある2階は、やわらかいスギ材にすることであたたかみのある空間に仕上げています。
階段を上ってすぐの場所にはフリースペースもあります。あえて壁を取り払うことで、圧迫感のないつくりになっているのだとか。
こちらは息子さんの遊び場になったり、雨の日は部屋干しに使えたりとさまざまな場面で活躍。高い天井と窓のおかげで光が差し、2階全体が明るくなるのもポイントです。
また「賃貸に住んでいた頃はずっと加湿器をつけていたんですが、この家に住み始めてから手のガサつきなど、乾燥が気にならなくなりました」と、ご主人。
大喜工務店は外断熱が標準仕様となっているため、「高気密高断熱」の家を実現できました。そのため夏は過ごしやすく冬は冷えにくいので、気温差を感じにくく、エアコンをできるだけ使わずに快適に過ごせそうですね。さらに天然素材を使用することで、家の中も乾燥しにくいのだとか。
こちらは木の良さを生かしたスギの全面張りの洗面・脱衣所。まるでサウナルームのような雰囲気です。
「毎日使う場所だからこそ、リラックスできるようこだわりました。お風呂上がりにこの木目を見ると幸せな気分になります」
洗面台も家族にぴったりのサイズです。さらに鏡の横の棚は、住み始めてから取り付けてもらったそう。
同社では完成後の追加取り付けにも対応。住んでみて初めてわかる使い勝手もあるので、柔軟に対応してもらえるのはうれしいですね!
細部までこだわれる! 自由度の高い家づくり
ふんだんに無垢材が使われている木下さん宅。
こだわりは木だけでなく、家の細部にも見ることができます。
こちらの和室は夫妻の寝室です。
「どうしても和室が欲しかったんです」と、奥さん。1階だとリビングが狭くなるため、2階に8畳ほどの和室を設けました。
畳のふちや襖も、豊富なデザイン柄から好みのものを選べます。中には猫の足跡柄や花柄のデザインもあるそうで、悩むのも楽しかったのだとか。
玄関は広めで、収納も充実しています。
息子さんが大きくなり泥だらけで帰ってきても、土を落としたり身だしなみを整えられるよう、土間を広くしたそう。こちらも汚れることを考えて腰壁をつけています。
今後二人目の子どもが生まれる可能性も考え、ベビーカーが出し入れしやすい広さになっています。
こちらは洗面所やトイレの扉にはめ込まれたステンドグラス。
木の雰囲気にも合い、とってもオシャレなこちらは…なんと奥さん自らデザインしたもの! 図案や色合いは奥さんが考え、職人に製作してもらったものなのだとか。
丸いデザインには「家族団らん」の願いも込められています。
家を作るのは自分たち。だから納得の居心地の良さに
見学していると、家の中はすべて木下さん家族にとって居心地良く、便利な形になっていることがわかりました。
「大喜さんは自由度が高いのも魅力ですね。その分考えることが多くて大変ですけど(笑)」
それでも同社を選んだのは「家を作るのは君たちやで」という社長・藤田喜代次さんの言葉があったからだそう。
「決められた既存のものから選ぶのは楽かもしれないけど、それはなんだか違うなと思っていて。ひとつひとつ自分たちで決めていったので、それだけ満足度も高いです」
最後に、木下さん夫妻の声を動画でもご紹介します。
大喜工務店の説明会・見学会は随時開催されています。
無垢材の質感や木の香りなど、目にすることで実感できるものもあるはず。
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。