筆ペン1本で心を伝える癒やしのまる文字「智書」
こんにちは、ワーキングマザーeri-roseです。
休日に家族で、犬上郡多賀町にある「河内風穴(かわちのふうけつ)」に行ってきましたのでご紹介します。
河内風穴とは
雲仙山系のカルスト地帯を水が長い年月を掛けて、作り出した鍾乳洞。
規模は全国で3番目と言われており、総長は10000万m以上あり現在も全体像は解明されていないそうです。
現在、「滋賀県天然記念物」に指定されているそうですよ! 知らなかった!
いざ、出発!
有料駐車場に車を停め、橋を渡ると看板が見えてきます。ここからは徒歩で向かいました。
橋を渡って進んでいくと受け付けが。
入場料金は大人(中学生以上)500円、小人(5才~小学6年生まで)300円。
受け付けの近くには綺麗なトイレも設置されていました。
ここからが出発。山の中へと進んでいきましたが、風穴の入り口はまだまだ見えませでした。
さらに、舗装された細い小径を進んでいくと右手に川が。少し降りて川辺まで行ってみました。
水がとても冷たかったです。
川の流れる音が、なんとも心地よく感じられましたよ。
訪れたのは4月下旬でしたが、山の中ということもありひんやり…。
まだまだ、洞窟の入り口は見えてきません…。
橋を渡ると、人とすれ違うのがやっとの細い道が見えてきました。
ずんずん進んでいくと目の前には階段が!
右の石段は「体力に自信のある人のコース」、左の階段は「子どもや体力に自信のない人のコース」のようです。
私は左の階段で行きましたが、こちらもそこそこハードでした。でも、所々に踊り場が設置されているので、小休憩ができるようになっていました。
いよいよ風穴の中へ
階段を上がっていくと、ようやく、風穴の入り口が顔を出しました。
入り口は比較的小さく、奥は真っ暗で見えません。
洞窟探検の始まりです。ワクワクしてきました。
身をかがめながら入っていくと、ごつごつとした岩肌の道が出てきます。
洞窟内はほのかに明かりが灯っており、薄暗く、天井から雫がぽポトポトとしたたり落ちてきていて、いかにも探検気分を盛り上げるシチュエーション。
そして、足場が湿っているので要注意。スニーカーなどの靴が望ましいと思います。
目の前に広がる大広間
中に入っていくと、大きな広い空間が目の前に広がりました。
長い年月をかけて少しずつこの空間が形成されていったのだと思うと、自然の力に感動を覚えずにはいられません。
洞窟内は一年を通して一定温度に保たれているそうで、夏に行くと外気温が高いので洞窟内はひんやり感じ、冬に行くと温かく感じるんだそうです。
この日は比較的外がひんやりしていたので、洞窟内はあまり寒く感じませんでしたよ。
さらに奥に進んでいくと、かなり道が細くなり、その先には急なはしごが。
それを上がっていくと、腰をかがめて歩かないと頭がぶつかってしまうほど天井が低い場所にたどり着きました。
一般観光客が観光できるのはそこまで。
まだ、先に道は続いていましたが、鉄格子が設置されており、先には進めないようになっていました。
パンフレットにはこの先に「シアターホール」や「青の水路」、「鐘の鳴る池」などが続いていると記載されていました。
なんだか、不思議なネーミングですね。どういった意味があるのか気になります…。
風穴なので、風が吹いているのかなと思っていましたが、意外にも風を感じない空間でした。
でも、耳を澄ませると、ある一部分から「ゴーゴー」という、風の音が聞こえていましたよ。
元来た道を引き返し、遠くに外の明かりがもれているのを見ると、ほっとした気がしました。
ドキドキ、ワクワクの洞窟探検。
これから暑くなる時期に皆さんもいかがでしょうか?