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こんにちは、みちわ えんです。今回は、おいしいお蕎麦をいただけるお店をご紹介します。
「花の寺」と呼ばれ、四季折々の美しい風景に出会える石山寺のすぐそば。京阪石山寺駅から、瀬田川の流れに沿って歩くと、そのお店はあります。
「手打ち蕎麦 蕎麦屋 すみ蔵」。
たぶん、ここはおいしいはず…お店の佇まいからそんなインスピレーションを感じ、調べてみると、なんと石臼自家製粉のこだわり蕎麦がいただけるとか!
昨年、紅葉のころと年の瀬の2回、訪れることができたので、満を持して、ご紹介いたします!
一期一会の蕎麦
初めてこちらを訪れたのは、石山寺の紅葉が終わろうとしている頃。天ぷら付きかけそばをいただきました。
この日の蕎麦粉は、北海道産の新蕎麦。
まず、目の前に来た時に驚いたのは、蕎麦の細さ。するするっと口の中に滑り込んでくるような、その繊細さに圧倒されました。そして、蕎麦の香りがふわっと広がります。
さらに、つゆの優しい味わいに、心も体もホッとしました。
揚げたての天ぷらも申し分なく、衣はサクサクっとしていて、とても軽い仕上がり。
そして2回目に訪れたのは、大晦日の夜でした。
この日の蕎麦粉は、常陸秋蕎麦。鴨南蛮でいただきました。
こちらの鴨南蛮は、ぜひ一度は食べていただきたい一品。
鴨の香ばしい香りが何とも言えません!出汁、蕎麦と一体となって、口の中に広がります。
蕎麦は、香りをたのしむ料理だと、改めて感じさせてくれました。
そして、なんといっても、2回訪れて、全く違う蕎麦粉を味わえたところに、大将のとどまることのない蕎麦へのこだわりを感じます。
私が訪れた時期は観光シーズンだったので、蕎麦は一種類でしたが、なんと、普段は、蕎麦の実を皮ごと挽いた十割の「黒蕎麦」と、二八の白蕎麦を毎日打ち分けているとのこと!
訪れるたび、違う蕎麦をいただく…「すみ蔵」では、蕎麦との一期一会を果たすことができるのです。
一品料理やこだわり純米酒もおすすめ
いいお蕎麦屋さんには、いいお酒がある。そんな言葉を耳にしたことがあります。こちらでは、どんなお酒をいただけるのか..それも、訪れる前から、とても楽しみにしていたポイントでした。
やはり、期待を裏切らない。「秋鹿」をはじめ、こだわりの純米酒が充実しています。
七本槍は、木之本で450年以上続く古い蔵元の純米酒。
お酒のあてになるメニューも、もちろん用意されています。
大みそかには、ワカサギのてんぷらをいただきました。ワカサギは、ふっわふわに仕上がっていて、おいしいお酒とのマリアージュは間違いなし!
残念ながら、私は子どもが一緒だったので、日本酒をいただくことができませんでしたが…(涙)。次回は、蕎麦をいただきながら、一人飲みに挑戦したいと思います!
元旅館を改築した風情ある佇まい
石山寺山門前からは徒歩5分ほどのところにある「手打ちそば 蕎麦屋 すみ蔵」。
もとは旅館だった建物を改装されたそうです。外観には、そのころの趣を残しています。私は、この玄関の雰囲気にこだわりを感じ、とても心惹かれました。
店内に入ると、実際に古民家で使われていたという、大きな梁が目を引きます。机や間仕切りには古い建具が使われていて、店内の雰囲気に、否が応でもおいしいお蕎麦への期待が高まります。
一人飲みにぴったりなカウンター席も。次回は、こちらに座って、黒蕎麦をいただきながら、日本酒を…と、密かに目論んでます。
みなさんも、きっと、一度訪れるとリピートせずにはいられないはず。蕎麦の奥深さを、「すみ蔵」で探求してみてはいかがでしょうか?
手打ち蕎麦 蕎麦屋 すみ蔵
住所:滋賀県大津市石山寺1丁目3−17電話:077-537-2045
定休日:水曜日(売り切れ次第、終了)
京阪石山寺駅より徒歩8分